2022.03.17

春の宵のお供に酒器を

マイペースが楽しい、ぐい呑

桜前線北上の知らせを待つ春の宵に、おうち晩酌をゆっくり楽しみたいなら、ぐい呑はいかがでしょうか。

お猪口よりもちょっぴり大ぶりだから、ゆとりのマイペース。

普段使いとしてはもちろん、自分へのご褒美や気の利いた贈り物に向いた作品など、青山スクエアで見つけました。

やきものならではの柔らかさ

手に馴染む温かな感触や口当たりの柔らかさで人気。産地や職人さんそれぞれに色や形が多様で、選ぶ楽しみもたっぷりです。

笠間焼

(左)ぐい呑 線描き/坪内孝典
(右)ぐい呑 水玉/坪内孝典

笠間焼らしい、自由でのびのびとした作風が軽やか。日々の暮らしが楽しくなるような器やオブジェを手がける坪内さんの作品です。晩酌が楽しみになります。

上野焼

(左)ぐい呑 柴のと窯/柴田和男
(右)ぐい呑 光修窯/熊谷修二

茶会に用いる茶陶をルーツに持つ上野焼。軽く手に持ちやすいこと、様々な釉薬を使用して生まれる色彩の妙が大きな特徴です。職人さんそれぞれに異なる趣きを堪能できます。

片口二選

お酒を取り分けて、また、肴などを盛っても食卓で映える片口。一つあると便利な器です。

(左)備前焼

向付片口/川合明美

酒や水をまろやかにすると言われる備前焼。本作は土味が生きた素材感と形の美しさで、花器としてもおすすめ。

(引用元:協同組合岡山県備前焼陶友会 https://touyuukai.jp/

 

(右)小代焼

片口/ふもと窯

小代焼の伝統と現代の調和を目指すふもと窯の作品。雪のような柔らかな白さが、お酒を注ぐとさらに際立ちます。

特別な時間を醸す器

節目の季節のお祝いにも。特別な素材が、いつものお酒の時間を格別なものにしてくれます。

江戸切子

(左)ぐい呑 亀甲 ルリ/江戸切子協同組合
(右)ぐい呑 亀甲 金赤/江戸切子協同組合

手におさまるように丸みを帯びた姿に、玉を連ねた亀甲文様から透けて映る色の朧げな美しさ。江戸切子の粋を凝らしたクリスタルガラスの作品です。これからの季節に活躍。

大阪浪華錫器

(左)ぐい呑 鯛網 朱/大阪錫器株式会社
(右)ぐい呑 鯛網 黒/大阪錫器株式会社

熱燗でも冷酒でも、程よい温度でいただける熱伝導性に優れた錫のぐい呑です。厚みのある飲み口は、職人技で磨き込まれて滑らか。おめでたいモチーフは贈り物にも最適です。

季節を大切にする日本の伝統を、食の場で堪能できる工芸品の数々。日々の友として、出会いがあれば幸いです。


*掲載商品に関するお問い合わせ先*青山スクエア|03-5785-1301

 

 

 

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