技術・技法
1 使用する石材は、「はっぱきず」、「やまきず」、「まざり」又は「ぼせ」のないものとすること。
2 型造りには、「片刃」、「両刃」、「はいから」、「のみ」及び「鎚」を用いること。
3 灯籠及び層塔の各部の接合は、「織部型」及び「泉涌寺型」を除き、ほぞ接ぎ又は大入れ接ぎによること。
4 彫りは、「のみ」、「こべら」、「型あわせ」、「片刃」、「刃びしゃん」又は「打出し」を用いる浮かし彫り、沈め彫り、透かし彫り、筋彫り又は肉彫りとすること。
5 仕上げは、「のみ切り仕上げ」、「びしゃん仕上げ」、「たたき仕上げ」、「消しつつき仕上げ」又は「筋消し仕上げ」によること。