2020年度 全国伝統的工芸品公募展
バイヤー賞
作品名浴衣・本仕立て「松竹梅」
琉球びんがた/沖縄県
作者名永吉順子
講評
紅型の技術を用いながらも、あえて着物ではなく「浴衣」を制作した発想とチャレンジ精神が素晴らしい。パッと人の目を引く美しい柄もとても魅力的で、浴衣ではあるが着方次第では夏着物のようにも着られるような夏の和装を楽しくさせてくれる作品であるとして評価され、選定された。
プロフィール
1949年 沖縄県那覇市生まれ
1970年 故名渡山愛擴先生に師事
1988年 全日本新人染織展 入選
2001年 個展「振袖展」(那覇市民ギャラリーにて)
2013年 第一回 工房展(工房にて)
2018年 第二回 工房展(工房・那覇市民ギャラリー 2か所にて)
2019年 日本伝統工芸染織展 入選
HP: https://kasekake1101.wixsite.com/koubou-aizome
Instagram: https://www.instagram.com/bingata_koubou_aizome
入賞できました事に驚きと嬉しさでいっぱいです。審査をして下さった先生方に心から感謝を申し上げます。「琉球びんがた」のあざやかな色彩を日常に気軽に楽しめ、そして自分でも手入れができるようにと、「浴衣」にしました。毎年、帯を変えて楽しい夏を過ごせたらいいなー。っと思い染めました。