2021年度 全国伝統的工芸品公募展
中小企業庁長官賞
作品名火窯変、紅茶用 茶器セット
常滑焼/愛知
作者名梅原廣隆
講評
形が洗練されており、窯変の火の様子が1つ1つ異なり美しい。価格も求めやすく、作品名は「紅茶用茶器セット」という名前だが、日々の暮らしの中で人々が紅茶以外でも様々なお茶を楽しむ時間をより豊かにしてくれる作品であると評価され、選定された。
プロフィール
1946年 | 愛知県常滑市に生まれる |
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1966年 | 愛知県立常滑高等学校窯業科 卒
第一回 伝統的工芸士会展 入選 |
1978年 | 常滑焼製法特許 取得 特許第一四〇〇二二四号 |
1988年 | 五光二代目を継ぐ |
1994年 | 伝統工芸士認定 |
1997年 | 穴窯築窯「椎ノ木窯」 |
1998年 | 愛知県優秀技術賞 県知事賞 受賞 |
2003年 | 愛知県「伝統功労賞」 受賞 |
2003年 | 愛知県「優秀技能賞」 受賞 |
2012年 | 「中部経済産業局長賞」 受賞 |
2019年 | 中国・宜興 世界大茶壺展 入賞 |
2020年 | 日本国 瑞宝単光章 授与 |
陶号 二代目 玉光
この度は、中小企業庁長官賞を頂きありがとうございます。常滑焼の茶器は、お茶を出す道具ですけれど、違った使い道がないかと思い、紅茶用として使ったらとの思いから、この様な形(デザイン)となり、古来の常滑焼の伝統を生かし作りました。これからも愛される作品を作って行きたいと思います。