2021年度 全国伝統的工芸品公募展
全国中小企業団体中央会会長賞
作品名棕梠芭蕉蒔絵聯
西陣織/京都
作者名洛陽織物株式会社
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講評
非常に緻密で、そのビジュアルの美しさとユニークさに心惹かれる。銀の引き箔の大胆な柄が渋く華やかで非常に美しく、技術・意匠も共に洗練された作品であり、暮らしの中での幅広いシーンでの使用も期待できると評価され、選定された。
プロフィール
1840年 | 初代井筒屋萬助が西陣にて織司「井筒屋」として創始 |
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1898年 | 三代目滋賀辰之助が「滋賀辰機業店」として創業 |
1949年 | 「洛陽織物株式会社」を設立 |
2001年 | 1998年に創業100年を超え、京都府より「京の老舗」の認定を受ける |
2014年 | 西陣織大会「内閣総理大臣賞」受賞 |
2016年 | 西陣織大会「内閣総理大臣賞」受賞 |
この度は全国中小企業団体中央会会長賞をいただきましてありがとうございます。今回の作品は手紡真綿の経糸に手織り職人が引き箔技法を用いて棕梠の柄を伸び伸びと織りあげた帯です。この度の受賞で職人の手仕事をたくさんの方に見ていただけること大変嬉しく思います。