伝統的工芸品ニュース

伝統的工芸品ニュース

アーカイブ:2018年02月

2018/2/27ニュース

丸太一木彫り開運牛 重さ200キロ超 砺波の音琴さん制作

 井波彫刻師で日展作家の音琴和彦さん=砺波市杉木=が、ケヤキの丸太を一木彫りした荒ぶる牛の大作を二カ月がかりで完成させた。背中の筋肉がずっしりと盛り上がり、脚は極太、頭を低く構えて突進する直前の姿。「開運牛」として南砺市の道の駅井波の自身の工房前で展示している。
 高さ一・三メートル、全長二・二メートル、重さ二百キロ以上。旧知の南砺市の製材会社社長から「大きくて製材機にかからない。作品に使って」と丸太を譲り受けた。ひと目で「これは牛がいい」と直感。得意のチェーンソーを大小六台使って粗彫りし、豪快にのみで彫り上げた。ところどころをバーナーで焼き、墨を塗って仕上げ、迫力を出した。
 音琴さんは「災いをなぎ倒し、幸せに向かって突進していくイメージ。力強さにこだわった」と満足そう。道の駅を訪れる観光客らは「大きい!」「迫力がある」などと見入っている。購入の希望があれば相談に応じるという。

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2018/2/27その他

地場産「桐生織」でお守り 児童の交通安全祈り桐生商業高生徒

 桐生の伝統的な絹織物「桐生織」を市内の子どもたちに身近に感じてもらおうと、群馬県立桐生商業高(小林努校長)の1年生約240人が、桐生織の生地を使って交通安全を願うお守りを作った。制作は初めての試み。3月上旬に市内全17小学校の1年生と、特別支援学校の児童合わせて約700人に贈る。 市内の雷電神社で26日、お守りの祈願が行われ、生徒を代表して玉川萌春さん、岩野帆夏さん、神山綾香さん、深沢優姫菜さん、前原有彩さんの5人が参加した。5人は玉串をささげ、子どもたちの交通安全を祈って手を合わせた。

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2018/2/26イベント

津軽塗、こぎん刺し パリ見本市で手応え

 青森県弘前市は津軽塗の販路開拓・拡大に取り組む「津軽塗デザインプロジェクト」の一環として、フランス・パリの世界最大級インテリアデザイン見本市に津軽塗と津軽こぎん刺しを出展した。21日、市役所で出展報告会を開き、成果や課題を話し合った。

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2018/2/26伝統的工芸品

星降る古窯、火入れ待つ丹波焼最古の登り窯

 幾千の星明かりが降り注ぐ兵庫県の丹波焼産地の一隅で、「最古の登り窯」が静かに横たわる。全長47メートル。急斜面をはう姿は、大地に浮き出た竜のようにも見える。
 造られたのは1895(明治28)年。長年使い込まれて傷んでいたが、2014~15年に丹波立杭陶磁器協同組合などが修復。伝統的な姿をとどめたまま、120歳を超えた今も現役の窯として年1回ほど使われる。
 陶器を焼成する3昼夜は、登り窯に命の火が宿る。窯元たちが24時間態勢でまきをくべ、最高温度は1300度。星が巡る夜中も絶えない炎が美しい窯変を引き出し、人を魅了してやまない丹波焼を生み出す。
 美の極致を創造する窯の炎と、暗夜に輝く星々。熱と光の共演が古窯の里を幻想的に彩る。
   ☆   ☆
 5月2~4日に焼成作業の一般公開がある。同12日の窯出し作業も見学自由。同組合TEL079・597・2034

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2018/2/26ニュース

越前和紙 大雪で1億2000万円超の被害

 今月の記録的な大雪の影響で、国の伝統的工芸品に指定されている福井県の「越前和紙」は、工場の設備が壊れる被害など1億2000万円を超える影響が出ていることが生産者の組合の調べでわかりました。
 福井県越前市では、およそ60の生産者が越前和紙を製造していますが、観測史上最多となる1メートル30センチの積雪を記録するなど、今月の大雪で工場の設備が壊れるなどの被害が出ました。
 生産者でつくる福井県和紙工業協同組合が緊急に調査を行ったところ、今月20日の時点で、24の生産者が被害を受け、被害額は6400万円余りに上ることがわかりました。
 また、出荷できなかったり、注文をキャンセルされたりするケースも相次ぎ、大雪による出荷停止や売り上げの減少なども含めると影響は1億2000万円を超えるということです。
 組合によりますと、越前和紙の売り上げは年間およそ28億円ですが、大雪による被害額などは今後、さらに膨らむ可能性もあるため、福井県などと復旧に向けた支援策について協議することにしています。
 福井県和紙工業協同組合の石川浩理事長は「越前和紙にとっては大変厳しい状態だ。このまま生産や出荷が滞る状態が続けば、別の産地や洋紙への切り替えが進み、越前和紙の需要が落ち込むのではないかと危惧している」と話しています。

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2018/2/23イベント

主要窯元の工芸品ずらり 静岡で展示・販売会

 有田焼や美濃焼などの陶磁器や、南部鉄器や輪島塗といった伝統工芸品の展示・販売会「全国陶磁器フェスタ&匠の職人展」(静岡新聞社・静岡放送主催)が22日、静岡市駿河区のツインメッセ静岡で始まった。26日まで。入場料は500円(高校生以上)。
 全国の主要窯元と伝統工芸品の計約100ブースが並ぶ。県内からは、志戸呂焼や賤機焼、森山焼が出展。作家が店頭で、作品の魅力や作り方を説明している姿もあった。

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2018/2/23イベント

一足早いひなまつり きょうからソラマチにお目見え

 東京スカイツリータウン(墨田区押上)の商業施設「東京ソラマチ」は、三月三日のひなまつりに向けて、二十三日から春の訪れを告げるひな人形を一階のエントランススペースに飾る。土、日曜にはキャンドル作りのイベントを実施する。
 ひな人形は、日本人形の生産地で知られるさいたま市岩槻区で制作された七段飾りで、三月四日まで展示。スカイツリーを運営する東武グループの沿線でもある岩槻区の「岩槻人形協同組合」が飾り付けに協力、金びょうぶや桃の花で華やかさを演出する。ひなまつりの歴史、人形制作の工程を説明するパネルも設置する。

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2018/2/23その他

高岡のものづくり取材 外国人向けメディア、市が招致

 高岡市は22日、旅行雑誌や外国人向け情報誌など東京のメディア関係者を市内に招き、市内の企業やデザイン関連施設を巡るプレスツアーを開催した。各媒体を通して、伝統工芸の高岡銅器や漆器をはじめ、高岡のものづくりの魅力を幅広く発信する。
 日本や中国で発行されている中国人向け雑誌「旅日」や日刊英字紙「The Japan Times」など7媒体の記者やカメラマンら9人が参加した。
 参加者は県デザイン総合センターを訪れ、全国公募展「工芸都市高岡クラフトコンペティション」の歴代入賞作を見て回った。
 市デザイン・工芸センターでは、おりんのメーカーが手掛けたぶつかると心地よい音が鳴るこまや、銅器メーカーが手掛けた遺影を納める小型のフォトフレームなどを取材し、商品に用いられた技術やデザインの特徴をメモし、写真を撮った。
 能作や嶋モデリング、モメンタムファクトリー・Oriiなど銅器関連メーカーのほか、靴下メーカーの助野、ガラス加工などを手掛ける三芝硝材も訪れた。
 プレスツアーは23日も行われ、伝統的工芸品に認定された越中福岡の菅(すげ)笠を取り扱う商店や高岡銅器や漆器の工房、高岡御車山(みくるまやま)会館などを見て回る。取材内容は各媒体で今春にも掲載される予定となっている。

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2018/2/22イベント

伊賀か甲賀か 25日に「忍者めし対決」

 忍者の里として知られる滋賀県甲賀市と三重県伊賀市が地元グルメで対決する「冬のあったか忍者めし対決」が25日、伊賀市川合のすぱーく阿山で開かれる。
 地域の有形、無形の文化財をテーマでまとめる文化庁の「日本遺産」に昨年4月、「忍びの里 伊賀・甲賀」が認定されたことを記念し、伊賀市の伊賀上野観光協会阿山支部が主催。両市の名物料理の屋台7店が対決し、来場者の投票などで優勝を決める。
 甲賀市からは移動式の窯を使って焼き上げる「信楽窯焼アップルパイ」などが、伊賀市からは伊賀焼の器で提供される「伊賀焼茶碗(ちゃわん)蒸し」などが参加する。

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2018/2/22イベント

ひな人形、歴史の街彩る 結城でまつり 37カ所、華やかに

 歴史ある見世蔵などが残る結城市北部市街地で「結城のひなまつり」が開かれている。店舗や公共施設など37カ所に多様なひな人形が飾られ、趣ある街を彩っている。3月3日まで。
 展示されているのは、住民が代々受け継いできた明治時代から現代までの段飾りや木目込みの立ち雛(ひな)、手作りのつるし雛など、それぞれ歴史や思いが込もったひな人形ばかり。歴史的な建物と相まって、街に一層の華やかさを与えている。
 同市役所や市民情報センターなどの公共施設にもひな飾りがお目見えしたほか、国登録有形文化財の「奥順壱の蔵」には、江戸時代に結城地方を治めた結城水野家の貴重な古今びなが飾られている。

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