技術・技法
1
抄紙は、次の技術又は技法によること。
(1)
「流し漉き」によること。
(2)
簀は、竹製又はかや製のものを用いること。
(3)
「ねり」は、トロロアオイ又はノリウツギを用いること。
2
乾燥は、「板干し」又は「鉄板乾燥」によること。
工芸品名 | 阿波和紙 |
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よみがな | あわわし |
工芸品の分類 | 和紙 |
主な製品 | 画仙紙、工芸紙、包装紙 |
主要製造地域 | 吉野川市、那賀郡那賀町、三好市 |
指定年月日 | 昭和51年12月15日 |
阿波手漉和紙商工業協同組合
〒779-3401
徳島県吉野川市山川町川東141
阿波和紙伝統産業会館内
TEL:0883-42-2772
FAX:0883-42-6085
■海外から産地訪問
阿波和紙~産地訪問記事
手漉(す)きならではの生成(きなり)の色合い、優しい肌触り、しなやかな柔らかさと、驚くほどの強さがある草木染製品が阿波藍染和紙です
選び抜かれた原料、コウゾ、ミツマタ、ガンピから繊維を取り出し、紙漉き、紙貼りをして仕上げます。工程として最も重要なものは手作業による紙漉きで、竹またはかやで作った簀(す)を用いて「流し漉き」をしますが、厚みを一定に保ち、繊維ムラをなくすのには大変な技術が要求されます。