• Home
  • 伝統的工芸品ニュース

伝統的工芸品ニュース

2018/3/23伝統

キレイの一言、カシオ「OCEANUS」江戸切子の技法使用

 3月22日(現地時間)、スイスのバーゼルでウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2018」が開幕しました。会場に大きなブースをかまえるカシオ計算機も、数々の新作ウオッチを発表。
 なかでも、BASELWORLDで披露されるスペシャルモデルは、毎年の恒例であり目玉となっています。今年はG-SHOCK MR-Gスペシャルと、OCEANUSスペシャルが登場。ここでは、現地のカシオブースで押さえた、OCEANUSスペシャル「OCW-S4000S」の実機写真を紹介しましょう(サムネイルのクリックで拡大表示)。OCW-S4000Sは世界限定150本という希少なモデルで、日本での発売や価格は未定です。

○江戸切子のサファイアベゼルは東京の花火

 OCW-S4000Sのもっとも大きな特徴は、サファイアベゼル。これまでのOCEANUSとはガラリと印象が変わっただけでなく、約180年前から続く日本の伝統技法「江戸切子」によって、OCEANUSブルーのサファイアベゼルを加工しています。江戸切子の伝統を受け継ぐ職人集団「堀口切子」から、三代秀石 堀口徹氏が制作と監修にあたりました。
 サファイアベゼルは、複数の色を何層にも蒸着することで、深みのあるOCEANUSブルーを表現。そして、高い硬度を持つため加工が難しいサファイアに対して、精緻なカッティングを施しました。こうして作られたサファイアベゼルは、とてもきれいで繊細な輝きを放ちます。

詳しく見る

2018/3/23ニュース

日本遺産認定の「織物参考館“紫”」に82歳の車突入 門柱に衝突 桐生 けが人なし

 21日午前9時25分ごろ、群馬県桐生市東の日本遺産「織物参考館“紫(ゆかり)”」の入り口に、同市の男性が運転する乗用車が突っ込んだ。けが人はいなかった。同館は桐生織物の歴史を資料や織機でたどり、染色体験もできる博物館で、当面、見学は事前予約した団体のみを受け入れる。併設する売店は通常通り営業している。

詳しく見る

2018/3/22伝統

宮城)雄勝硯の再生へ 若き後継者、職人の道に

 石巻市雄勝町の特産の「雄勝硯」。震災の津波で大きな被害を受け、生産量は震災前の1割以下に減った。わずかに残る職人も高齢化する中、伝統を絶やすまいと、地元出身の若者が飛び込んだ。雄勝硯を再生して町に元気を取り戻すと決め、修業に励んでいる。
 ひしゃげた鉄骨、電線に絡まったウキや網。2011年3月、当時富山大1年だった徳水辰博さんは、変わり果てた故郷の姿を前に「空襲でもあったのか」と思った。両親や妹は無事だったが、祖母や親戚を亡くした。身近だった雄勝硯の工場も、すべて流されていた。
 幼い頃から工作や絵が得意で、小学6年の絵画コンクールでは、地元の職人が雄勝硯を彫る姿を版画にして県知事賞をもらった。以来、工芸品にひかれ、大学ではデザイン工芸を専攻していた。震災の年の夏休みに帰省し、がれきの中から拾い集めた原石や硯を水で洗う作業を手伝った。秋には硯の仮設店舗がオープン。その後も、帰る度に硯の磨きなどを手伝った。

詳しく見る

2018/3/22イベント

宿場町店先華やか ひな雪見かざり 4月3日まで南魚沼 塩沢紬

 代々受け継がれてきたひな人形を店先などで公開する「ひな雪見かざり」が、4月3日まで南魚沼市塩沢の牧之通りを中心に開かれている。かつての宿場町に春の到来を告げる催しで、訪れた人は店主らから説明を受けながら、じっくりと鑑賞していた。
 地元女性グループ「牧之通り 射干(しゃが)の会」が主催し13回目。当初は16軒の参加だったが、牧之通りのほか、近隣の通りや道の駅南魚沼(下一日市)、六日町地区の旅館などにも輪が広がり、ことしは61軒が展示している。
 江戸時代から伝わる人形や地元の織物「本塩沢」をまとったものなど、家や店ごとに個性がある。県内外から訪れた観光客は、ひな人形見物の"はしご"を満喫している。

詳しく見る

2018/3/22イベント

筆供養や書道上達祈願 奈良・菅原天満宮で「筆まつり」

 伝統工芸品の奈良筆を供養する「奈良筆まつり」が21日、菅原道真ゆかりの菅原天満宮(奈良市)で開かれ、使い古した筆を持参した参拝者らでにぎわった。
 奈良筆まつりは、奈良筆に毛が使われる動物の供養や書道の普及を目的に、奈良筆の製造・販売業者らでつくる奈良毛筆協同組合が毎年開催している。
 まつりでは、県立桜井高校の書道部員が「大字書き」を披露。横2・4メートル、縦80センチの画仙紙に、「書の伝統が末永く続くように」という思いを込めて、草書や楷書(かしょ)など5つの書体で「南山寿(なんざんじゅ)」と書き、2・4メートル四方の画仙紙には世の中の平和を願い「鳳舞(ほうぶ)」の文字を揮毫(きごう)した。
 同校1年の伴野光弥さんは「ひとつ書き上げるごとに拍手をもらえてうれしかった」と話した。
 また境内では毛筆の祖とされる古代中国・秦王朝の蒙恬(もうてん)将軍の偉業をたたえる神事のほか、書道の上達を願って一文字を書く「一字書き」や使用済みの筆の供養、筆作り体験なども行われた。
 一字書きに挑戦し「楽」の文字を書いた奈良市の小学2年生、林ほのかさは「少し難しい漢字を書いた。習字が上手になりたいと思いました」と話していた。

詳しく見る

2018/3/22イベント

人間国宝・松枝さん作品展 久留米絣作家、大木町の生家で

 大木町出身で久留米絣の重要無形文化財(人間国宝)保持者、松枝玉記さん(1905~89)の作品展「絣の花を咲かせましょう~松枝玉記の世界」が21日、同町笹渕の生家で始まった。「花」をテーマにした着物20点や、大正-昭和の布資料30点を展示している。22日まで。入場無料。
 松枝さんは、大溝村(現大木町)の久留米絣の機屋の3代目として生まれ、旧制八女中学を卒業後、本格的に織りを始めた。普段着や農作業着だった久留米絣が高級織物としての需要が高まった戦後、淡い青色を出す「淡藍」や、糸を染め分けて機にかけ、絵を織り込む「絵絣」など高度な技法を取り入れ、久留米絣のイメージを一新させた。
 松枝さんの孫で、久留米絣技術保持者会長の哲哉さんと妻の小夜子さんが生誕113周年を記念し、初めて企画。生家の母屋は1868(明治元)年の建築で、松枝さんが84歳まで暮らした座敷もその当時のまま公開している。工房は現在「久留米絣工芸研究所」として使用されており、昨年6月から町の地域おこし協力隊員2人が技術を学んでいる。
 工房では織機での機織り体験もできる。哲哉さんは「大木町がかつて久留米絣の一大産地だったこと多くの人に知ってほしい」と話している。時間は午前10時~午後4時半。

詳しく見る

2018/3/22伝統

ハイビスカス40輪鮮やか 久留米高生「マレーシアの着物」お披露目 京友禅職人が手掛ける

 2020年の東京五輪に向け、世界196カ国・地域をイメージした着物を制作する企画「キモノプロジェクト」で、久留米高(久留米市西町)の生徒が担当したマレーシアの着物が完成し21日、久留米市役所でお披露目イベントがあった。デザインを考案した生徒たちも参加、出来栄えを自分の目で確かめた。
 プロジェクトは市内の呉服店経営、高倉慶応さんが代表の一般社団法人「イマジン・ワンワールド」が企画。マレーシアの着物で75カ国分が完成した。
 デザインしたのは、同校英語科の2年生40人。留学生を受け入れていたことから同国を選び、総合的な学習の時間を利用して民族衣装や自然、歴史などについて調べてアイデアを出し合った。生徒たちが描いたデザイン案を元に、京友禅の職人が制作した。
 背景に国旗の月と星を描き、国花のハイビスカス、民族衣装の代表的な模様「バティック」などを取り入れた鮮やかな着物が完成。「ハイビスカス模様はクラスの人数と同じ40輪。それぞれ色も違います」と笠有希さんが説明する。当初案の地色は黄色だったが、よりカラフルな柄を際立たせるため白色に変更し、小さな金の星をちりばめたという。
 会場には同国を含めた10カ国分の着物を展示したほか、生徒たちがパネル展示やスライドを使って制作過程を紹介。「作り手の思いが詰まった着物を多くの人に着てほしい。日本人として、国際人として、日本の文化や良さを世界に届けます」と述べた。

詳しく見る

2018/3/20伝統的工芸品

三川内焼豆皿デザインコンテスト 入賞者5人決定 絵付師が仕上げ披露

 三川内の「かわいい」をテーマに地域を盛り上げようと、みかわち観光ガイド協会(長崎県佐世保市、会長・中里智徳三川内陶磁器工業協同組合理事長)が募集した「三川内焼豆皿デザインコンテスト」の入賞者5人が決まり、デザインを元に絵付師が仕上げた豆皿が披露された。
 「みかわちかわいいプロジェクト」の一環で、昨年12月から今年1月にかけ募集。全国から126点の応募があった。
 表彰式は16日、三川内焼美術館(佐世保市三川内本町)で開かれ、入賞者5人のうち2人が出席。中里会長が豆皿5枚セットを贈った。
 西平あかねさん=小島町=は「唐子からパンダを連想し、伝統をゆるく表現した。絵付師の技術できれいな豆皿に仕上がってうれしい」。海の生き物を描いた市立大久保小1年の橋本朋弥君は「佐世保には自然がいっぱい。かわいい生き物を描いて自分がほしいと思う豆皿ができた」と笑顔で話した。
 絵付けをした窯元、陶房義窯の速見義徳さんは「固定概念にとらわれないデザインが新鮮だった。雰囲気を壊さないよう筆さばきに苦労した」と話した。
 受賞者がデザインした豆皿は、三川内焼美術館と佐世保観光コンベンション協会(三浦町)に常時展示する。
 他の受賞者は次の通り。(敬称略) 小田麻奈充(佐世保市)、北村友莉(京都府)、須山恵美(神奈川県)

詳しく見る

2018/3/20伝統的工芸品

輪島塗の技で大型地球儀 技術保存会、5年かけ制作

 輪島塗技術保存会が、国の重要無形文化財に指定されている輪島塗の技法を駆使した地球儀の制作を進めている。19日は、ろくろ挽きと、組輪(くみわ)と呼ばれる曲物の技で、直径約1メートルの球体の木地が組み上がった。新年度は漆塗り、2019年度からは蒔絵、沈金、呂色などで表面を彩る工程に移り、21年度の完成を目指す。制作が難しいとされる球体の大型作品にあえて挑み、高度な職人技を示す。
 地球儀は、輪島塗の技術を結集して国内外にアピールできるシンボル的な作品を作ろうと、輪島市が輪島塗技術保存会に制作を委託した。今年度から5年がかりで完成させる予定で、約5千万円を投じる。
 19日は、同市鳳至町の市施設「千舟蔵」で、保存会員が集まり、球体の仕上がりを確かめた。

詳しく見る

2018/3/20商品

弱虫ペダル×舞扇堂、坂道、手嶋、黒田、真波らを西陣織で表現したポーチ

 渡辺航原作のテレビアニメ「弱虫ペダル GLORY LINE」と、京都の扇子専門店・舞扇堂によるコラボアイテムが登場した。
 ラインナップされたのは、小野田坂道、手嶋純太、黒田雪成、山岳、御堂筋翔、岸神小鞠をイメージした西陣織ポーチ。キャラクターの図柄を西陣織で表現し、金銀糸を織り込むことで華やかさと重厚感のあるアイテムに仕上げられた。
 価格は各2808円。京都・東映太秦映画村とのコラボイベント「弱虫ペダルGLORY LINE京都ステージIN映画村御堂筋の逆襲」にて5月20日まで販売されるほか、3月24・25日に東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan 2018」の京まふブースでも販売される。

詳しく見る