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伝統的工芸品ニュース

2018/5/10ニュース

漆と蒔絵の伝統的な技術学ぶ 会津稽古堂で教室開講

 会津の歴史が培った漆・蒔絵の伝統的な技術を学ぶ「漆蒔絵教室」は8日、会津若松市の会津稽古堂で開講した。
 市生涯学習総合センター主催事業で、会津の伝統産業でもある漆・蒔絵の技法を理論的、実践的に学んでもらおうと、毎年開かれている。今回で44回目。12月11日までの全15回で、今後8カ月にわたり毎月第2、第4火曜日(原則)に同所美術工芸スタジオで学習が行われる。
 今回は11人が受講。いずれも漆蒔絵工芸作家の照井克弘さん(蒔絵工房てるい)と国分幸一さん(国分漆工房)が講師を務める。受講者は国産漆を中心とした本格的な材料と道具を使い、研出蒔絵の技法でパネルを仕上げる。作品の展示、公開も行う。初回は会津塗が分業で行われていることや蒔絵の技法などを学び、今後の活動や作業を確認した。

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2018/5/10イベント

みやびな絵巻 西陣織で

 西陣織で国宝の絵巻を再現した「西陣美術織源氏物語絵巻展」が9日、生駒市の芸術会館美楽来みらくで始まった。13日まで。
 西陣織を応援する呉服商らでつくる実行委員会生駒支部が主催。昨年、京都の高級織物が応仁の乱後、西陣織と呼ばれるようになって550年となったのを記念して、制作された。
 平安時代の国宝「源氏物語絵巻」のうち代表的な場面を19点再現。縦糸2700本、横糸1万本を使い、西陣美術織工房(京都市)の職人10人が1点に半年かけて、伝統技法でほぼ実物通りに描いて織り上げた。
 展示は京都市、大津市に次いで3か所目。実行委員長の蔦田文男さんは「地味で難しい仕事だが、職人の技は見事だ。全国100会場を目指して展示していきたい」と意気込んだ。午前10時~午後5時(13日は午後4時まで)。問い合わせは蔦田さん(090・3165・4325)。

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2018/5/8イベント

因州和紙に絶景写真

 鳥取市青谷町の市あおや和紙工房で、八頭町出身の水本俊也さんとニュージーランド出身のデイモン・ベイさんの両写真家が撮影した写真を因州和紙に印刷した作品計約80点を並べた企画展が開かれている。6月24日まで。
 水本さんは美しいオーロラや南極大陸のペンギンなど世界各国で撮影した写真を出展。ベイさんは2016年夏に来県した際に写した県東部の田園や滝など、美しい里山風景を掛け軸風に表現している。

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2018/5/8ニュース

加賀唐津の登り窯再興 能美・金剛寺町で4年ぶり

 能美市金剛寺町で、後継者がおらず放置されていた登り窯が、金沢市入江2丁目、陶芸家吉岡正義さん(46)の手で4年ぶりに息を吹き返した。6日に窯出しを行った吉岡さんは今後、九谷焼と唐津焼を融合した焼き物作りに取り組む。
 登り窯は、唐津焼の名工、西岡小十(こじゅう)さん(佐賀県唐津市)が金剛寺町で唐津焼に適した土を見つけ、1999(平成11)年に開窯した。「加賀唐津辰之口窯」と名付けられている。

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2018/5/7伝統的工芸品

輝きよみがえるか こけし塔、57年ぶり化粧直し 仙台

 仙台市青葉区の西公園にデンとそびえ立つ鉄製の巨大「こけし塔」。
 仙台市は今年、初の大がかりな化粧直しをすることになった。鉄サビや破損が目立ついまは見物に足を止める人も少ないが、57年前に建てられた当時、東北の伝統と技術の粋が込められた時代のシンボルだった。輝きはよみがえるのか。
 こけし塔の高さは台座を合わせ10メートル。初めて見た人は、なんだこりゃと驚くだろう。南部鉄でできていて漆が塗られ、中は空洞。目鼻や菊花の文様はくりぬかれている。
 仙台商工会議所が中心になって建てた。1960年1月の建設趣意書によると「宮城のこけし生産が年間3億円に達し、県の重要産業になっている」「観光客誘致のためにも、象徴の施設を建てるべきだ」と話が進んだらしい。

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2018/5/7イベント

石見焼、皿やマグカップずらり 江津 /島根

 江津市後地町の石見焼窯元・石州嶋田窯で3日から5日まで恒例の「登り窯まつり」があった。今年が24回目。初日の3日は窯開きがあり、陶芸ファンらが窯から出したばかりの陶器を買い求めた。
 3代目の嶋田孝之さんや4代目の健太郎さんらが皿やマグカップなど約3000点を制作。4月25日から26日にかけて窯の前で食事を取りながらまきをたき、約1310度まで高めて焼き上げた。皿鉢を買った鳥取県米子市の医師、近藤亮さんは「嶋田窯の器は手になじみ、使いやすい」と話した。

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2018/5/1イベント

「波佐見陶器まつり」焼き物ファンで盛況 窯元・商社150店 5日まで [長崎県]

 波佐見焼の窯元や商社約150店が出店する恒例の「第60回波佐見陶器まつり」が波佐見町井石郷のやきもの公園をメイン会場に開かれ、大勢の焼き物ファンでにぎわっている。5日まで。
 メイン会場の特設テントには、さまざまな色やデザインの器がずらり。親子連れや若い女性を中心に、品定めをしながら買い物を楽しんでいた。福岡県久留米市から訪れた松尾まきさんは「1歳になる娘の食器を探しに来ました。すてきな器が安く手に入りました」と話していた。期間中は、1500台収容の特設駐車場がある長崎キヤノン(同町折敷瀬郷)や、JR有田駅前などから無料シャトルバスを運行。メイン会場では期間中に開店している窯元などを紹介する地図を配布している。

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2018/5/1伝統的工芸品

丹波立杭焼、最古の登り窯で窯詰め 2日火入れから公開

 兵庫県篠山市今田町上立杭にある丹波焼最古の登り窯でこのほど、焼成を前に器を詰める「窯詰め」作業があり、窯元やボランティアの手で、3日間かけて約600点が運び込まれた。2日午前9時に火入れをし、4日まで焼成焼成の様子が一般公開される。

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2018/5/1ニュース

西陣織で「源氏物語絵巻」を再現 大津で展示

 京都の高級織物「西陣織」で、紫式部による長編小説「源氏物語絵巻」を再現した工芸展が三十日、大津市柳が崎のびわ湖大津館で始まった。六日まで。
 一見、絵巻の複製のように見える帯や額絵は、五十点どれも手織り。最大十二色の糸を縦横に織ることで、朱色やねずみ色といった色を再現した。
 織り糸の太さは約〇・一ミリで、髪の毛の半分ほど。備え付けの拡大レンズで織り目を見ることもできる。三十センチ幅の織物のためには二千七百本の縦糸が必要で、作品の完成には平均して半年かかるという。
 画家の岡田俊一さんが手がけた「源氏物語絵巻」をもとにした織物も展示しており、平安と平成、双方の「源氏物語」が楽しめる。
 作品を手がけた西陣美術織(京都市上京区)の岩崎圭祐さんは「着物や帯が売れにくい時代。職人の活躍の場を広めるため、西陣織について知ってもらいたい」と話していた。

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2018/5/1伝統

富山)「平成の御車山」が完成披露 職人ら祝う 高岡

 富山県高岡市などの伝統工芸の技術を駆使した「平成の御車山」の完成披露式が4月30日、同市の高岡御車山会館であり、制作に携わった職人ら約50人が完成を祝った。
 平成の御車山は、高岡の金工や漆工、南砺市の井波彫刻などの技を後世に残そうと、江戸期以来初めて新たに作られた。2013年度に制作が始まり、総工費2億8千万円のうち約8千万円を市民らからの寄付でまかなった。
 山車の頂きには県西部・南砺市の井波彫刻で彫られ、2100枚の金ぱくが貼られた「ほうおう」が飾られているほか、車輪は漆で黒く塗られ、高岡市内の鋳物工房で作られたかたかごの花の金具が取り付けられるなど、随所に地元に伝わる伝統の技を見ることができます。
 30日、高岡市で開かれた完成式典には製作に携わった職人や市民など約100人が集まり、高さ7.8メートルのきらびやかな山車を盛んに写真におさめていました。
 高岡市の70代の女性は「新しい山車が完成するのを楽しみに来ました。高岡の宝だと思います」と話していました。
「平成の御車山」は、30日から高岡御車山会館で展示されています。

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