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伝統的工芸品ニュース

2019/2/26伝統的工芸品

雪でしなやかに からむし織技法実演 昭和

 昭和村のからむし織の里雪まつりは二十四日、村内の道の駅からむし織の里しょうわで開かれた。国の伝統的工芸品に指定されている「奥会津昭和からむし織」を雪原に広げる伝統技法「雪ざらし」が実演された。
 雪ざらしは雪を使って布を白くし、しなやかにする目的がある。地元住民らは水に浸した数メートルほどの反物を二人一組になって持ち、雪の上に丁寧に並べた。春めいた日差しが銀世界に照り付ける中、村民や観光客らが作業の様子に見入っていた。

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2019/2/26伝統

伝統工芸生かしたバッグー江戸小紋ー

 島根県益田市の呉服店「むらたや」が、県内外の伝統工芸や職人技を生かしたバッグなどを開発した。商品につける飾りのチャームなどには県西部の石州和紙や石州瓦を活用し、伝統産業の振興を図る。
 ハンドバッグなどのバッグ3種類と勾玉まがたま形などのショルダーポーチ3種類、市特産の鴨島ハマグリをモチーフにした化粧ポーチを製作した。
 軽量繊維を使って同県出雲市の会社が生産した生地を使用。伝統工芸士の資格を持つ東京都内の職人が、伝統的な染色技法「江戸小紋」でうろこ柄など3種類の柄に染めた。チャームは、鴨島ハマグリ形や勾玉形など5種類。商品のタグなどには石州和紙を使用した。4月からバッグ類は5万~6万円台、ポーチは2万円台で販売を予定している。
 村上徹代表取締役は「伝統技術は途絶えると復活が難しい。新たな形で生かしていきたい」と話している。

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2019/2/22イベント

東京で備前焼企画展、22日開幕 古備前から現代まで奥深さ迫る

 古備前から現代作家の作品まで約140点を一堂に展観し、備前焼の魅力と奥深さに迫る企画展「The 備前―土と炎から生まれる造形美」が22日、東京国立近代美術館工芸館で開幕する。シンプルな無釉焼き締めながら多彩な表情を生んできた古窯の系譜を紹介する。
 時代ごとに歴史をたどる3章構成で、1章は水指や茶わん、花入れなど桃山時代の茶の湯の名器が中心。近代がテーマの2章は、いずれも重要無形文化財保持者の金重陶陽や藤原啓・雄親子、山本陶秀ら6人の作品が並ぶ。細工物から茶陶への回帰で中興の祖となった金重をはじめ、古備前を継承しながらそれぞれの作風を確立していった様子がうかがえる。
 現代の9人を取り上げる3章は、ユニークな造形や土味といった新しい表現に挑戦した作品が目を引く。人間国宝の伊勢崎淳さんの「一重口水指」のほか、いずれも岡山県重要無形文化財保持者で森陶岳さんの「丸紋壺」、島村光さんの「ネズミノカップル」、隠崎隆一さんの「混淆花器」などを展示した。

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2019/2/22ニュース

最優秀賞に七々子「黒紅・赤橙」、「Q」は審査員特別賞/テーブルウェア全国大会

 青森県弘前市の津軽塗職人・白川明美さんと須藤賢一さんが、3~11日に東京都で開かれた「テーブルウェア・フェスティバル2019~暮らしを彩る器展~」内の「第27回テーブルウェア大賞~優しい食空間コンテスト~」に作品を出品し、白川さんが最優秀賞・東京都知事賞、須藤さんが審査員特別賞を受賞した。同市によると、青森県出身者のダブル受賞は初だという。

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2019/2/18イベント

67年ぶり京都・南座で「都をどり」公演 当時の衣装を復刻

 祇園甲部歌舞会は15日、67年ぶりに近くの南座で4月の舞踊公演「都をどり」を催すのを記念し、かつての南座公演の着物を模した衣装を仕立て、総踊りで披露すると発表した。復刻する青の京友禅、新調する赤の西陣織帯を16人の芸舞妓がフィナーレの演目でまとい、新天皇代替わりの祝意も込めて舞う。
 都をどりは1872年に始まり、戦争で中断。会場の祇園甲部歌舞練場は戦後、進駐軍に接収(後に返還)されてダンスホールなどにされたため、1952年まで3年間、復活公演を南座で催していた。今回の南座公演は同歌舞練場の耐震改修に伴う。
 復刻する着物は、52年時の図柄を現代風に仕立てた「瑞雲に雪輪草花文」。例年と同様、青色をベースにしだれ桜を肩口からあしらった上、裾にかけて雪輪の周囲にめでたいことの兆しに現れる瑞雲や松竹梅を描く。帯は新作「小槌(こづち)に分銅」で、赤色を下地に福徳を招く吉祥文様を配している。いずれも市内にある大丸京都店、京友禅の田畑染装美術研究所と岡重、西陣織の川島織物セルコンがデザイン・制作した。
 15日、一部の衣装が同歌舞練場で披露された。舞妓の市紘さんと美羽子さんは「青と赤の総踊りならではの衣装はあこがれで、これを着て舞台に立つのが楽しみ」と話した。

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2019/2/18ニュース

春を呼ぶ愛らしさ 信楽焼ひな人形制作すすむ

 信楽焼の産地、滋賀県甲賀市信楽町でひな人形作りが進み、工房に愛らしい姿の人形が並んでいる。冷え込みが厳しい地域で生まれた土の造形が、3月3日の桃の節句を待っている。
 同町長野の「陶房準」では、陶人形作家の葛原準子さんが昨秋から制作を始めた。板状にした土で着物を表現し、桃色や薄緑色の化粧土で花や葉の模様にやわらかな色味を加えた。最後に扇や髪飾りに金彩を施し、1カ月ほどですまし顔のおひなさまが完成する。2月末までに約60セットを順次制作する。
 葛原さんは「改元の年だけに、女びなのおすべらかしの髪を多めに仕上げ、より伝統的な雰囲気を意識した」と話す。
 京都市下京区の大丸京都店で2月20日まで開く個展でも展示販売する。問い合わせは陶房準0748(82)1732。

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2019/2/18イベント

「砥部焼ひなまつり展」 個性的なひな人形や子ども用食器などを展示販売 /愛媛

砥部焼伝統産業会館(伊予郡砥部町大南、TEL 089-962-6600)で現在、「砥部焼ひなまつり展」が開催されている。(松山経済新聞)
 今年は、17軒の窯元が作品を出展。ひな人形や陶板、絵皿をはじめ、子ども用の食器など約500点を展示即売している。価格帯は、300円ほどの子ども用スプーンから30万円の大型のひな人形まで幅広い。
 同館の森本由樹さんは「今年は例年に比べて特にひな人形の点数が多く、見応えのある展示内容に。すでに売れてしまった品物もあり展示品が少なくなってきているが、作家ごとに雰囲気の異なるいろいろな作品が一堂に見られる機会なので、ぜひ足を運んでほしい」と呼び掛ける。
 砥部焼は約240年の歴史を持ち、1976年に国の伝統的工芸品に、2005年に愛媛県の無形文化財に指定されている。やや厚手の白磁に「呉須」と呼ばれる藍色の手描き模様が特徴。近年は、若手の作家などが従来のイメージにとらわれない多彩な作品も製作している。
 同館では、砥部焼の歴史的な銘品や高さ227センチのジャンボつぼ、ろくろ作りとしては日本最大といわれる砥部焼地球儀「生命の碧い星」などの作品も展示。砥部焼の魅力を発信している。

 開館時間は9時~17時(月曜休館)。ロビー展「砥部焼ひなまつり」のみの観覧は入場無料。3月24日まで。

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2019/2/14イベント

4/7まで開催 博多文化の華 伝説の博多人形師 小島与一展

 久留島武彦記念館では春季特別企画展として小島与一の作品展を開催いたします。「伝説の博多人形師」と呼ばれながら明治から昭和にかけて活躍した小島与一の初公開となる8点の原型の他、作品36点を展示し、その活動の軌跡をご紹介いたします。また、江戸時代に作られた貴重な享保雛と11代面庄作の古今雛も合わせて展示いたします。

■開催期間:平成31年2月16日(土)~平成31年4月7日(日) ※月曜日は休館日です(祝祭日の場合は翌日)

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2019/2/14伝統的工芸品

全国から注文殺到、アイデア人形「かぐやびな」 兵庫・上郡で制作ピーク

 3月3日の桃の節句に向け、寄り添うめおとびなを竹筒の中に飾り付けた「かぐやびな」の制作が、兵庫県上郡町の工房でピークを迎えている。平成元年生まれのアイデア人形に全国から注文が舞い込む。
 販売する「まつい工芸社」の松井宏司代表は、人間国宝の竹工芸作家に師事した経歴を持つ。1989年、かぐや姫の物語にヒントを得て、竹筒を用いたひな人形を考案した。
 高さ20センチで斜めに切った直径12センチのモウソウチクは樹脂塗装が施され、内側が金色に輝く。人形にはあでやかな京友禅和紙を着せ、顔は筆で細かく手書きしている。
 今月末までに千個を作るという。松井代表は「えりすぐりの竹を使い、一目見た時の春らしさを大切に仕上げている」と力を込める。5800円(送料別)。

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2019/2/14イベント

瀬戸焼1200個でおひな様

 瀬戸市蔵所町の瀬戸蔵ミュージアムで、瀬戸焼の茶わんや皿、小鉢など約1200個を並べたおひな様の「地上絵」が展示され、入館者の注目を集めている。3月3日まで。
 地上絵は縦3・6メートル、横4・5メートルの大きさ。ハートマークの中に男びなと女びなが仲良く寄り添う姿をカラフルに表現した。
 3月3日まで市内各地で開かれているひな人形の展示イベント「陶のまち瀬戸のお雛ひなめぐり」のPRを兼ねて毎年企画しているもので、同ミュージアムの3階の吹き抜けから見下ろすと、見事な絵として楽しめる。このほか、千代紙の折り鶴や花飾りをアレンジしたつるし飾りも4月7日まで展示されている。

 入館料は一般500円。2月25日、3月25日は休館。問い合わせは同ミュージアム(0561・97・1190)。

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