概要
工芸品名 | 浪華本染め |
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よみがな | なにわほんぞめ |
工芸品の分類 | 染色品 |
主な製品 | 手ぬぐい、ゆかた |
主要製造地域 | 堺市、柏原市 |
指定年月日 | 令和元年11月20日 |
連絡先
■産地組合
協同組合オリセン
〒541-0056
大阪府大阪市中央区久太郎町1-8-15
浪華ビル9階
TEL:06-6261-0468
FAX:06-6261-2685
■映像
手技TEWAZA「浪華本染め」
特徴
江戸時代から大阪は手拭いの大産地でした。明治20年ごろに、防染糊を置いた生地を重ねて、その上から染料を注ぐ染色法が大阪で誕生しました。明治時代の職人たちは、工夫を重ね、多色染めの「差し分け」や「ぼかし」、「細川」といった染色技法を考案し、手染ならではの伝統色の、和の風合いを醸し出す染色技法を磨き上げました。その染色技法は浪華本染めとして受け継がれています。
作り方
糊置き職人は板場(いたば)、染色職人は壺人(つぼんど)と呼んでいます。板場は、型枠を操作し、防染糊を置いて、一型ごとに折り畳んでいきます。この糊の置き方で染まり具合が決まります。糊置きした生地の束を壺人が染めます。防染糊の土手を引いて差し分けやぼかしの技法で染めていきます。染めた生地は余分な糊や染料を洗い落として天日干しされ、ゆかたや手拭いに仕上げます。