技術・技法
1 染糸を使用する場合においては、糸染めをした後、糸巻きをすること。
2 より糸は、「こまより」又は「手より」によること。
3「繍」は、「手繍針」を用いる「鎖繍」、「まつり繍」、「菅繍」、「駒繍」、「繍切り」、「相良繍」、「渡り繍」、「割り繍」、「刺し繍」、「割付文様繍」、「切り押え繍」、「組紐繍」、「肉入れ繍」、「竹屋町繍」又は「芥子繍」によること。
工芸品名 | 加賀繍 |
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よみがな | かがぬい |
工芸品の分類 | その他繊維製品 |
主な製品 | 着物地、帯、袱紗(ふくさ)、衝立、掛軸、装飾用額 |
主要製造地域 | 金沢市、能美市、白山市 |
指定年月日 | 平成3年5月20日 |
石川県加賀刺繍協同組合
〒920-8203
石川県金沢市鞍月2丁目20番地
株式会社繊維リソースいしかわ内
TEL:076-268-8115
FAX:076-268-8455
加賀繍の特色は、金糸や銀糸をはじめ多種多様の絹の色糸を、一針一針手で繍い上げて描く模様や絵の美しさにあります。華やかで温かみのある美しさには、加賀百万石の奥ゆかしさと、厳しい風雪に育まれた加賀人の「誇り」と「真心」が繍い込められています。
繍加工は、15種類におよぶ伝統的な技術・技法を用い、生地に気品ある繊細な格調高い文様を一針一針、刺し込んで完成させます。