技術・技法
1
下地造りは、「本堅地下地」又は「さび下地」のいずれかによること。
2
塗漆は、次の技術又は技法によること。
(1)
下塗及び中塗をすること。
(2)
上塗は、「花塗」とすること。
3
加飾をする場合には、「漆絵」又は「箔貼り」によること。
工芸品名 | 大内塗 |
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よみがな | おおうちぬり |
工芸品の分類 | 漆器 |
主な製品 | 丸盆、銘々皿、茶托(ちゃたく)、人形 |
主要製造地域 | 山口市、萩市 |
指定年月日 | 平成1年4月11日 |
大内塗漆器振興協同組合
〒753-0214
山口県山口市大内御堀4138番地
(有)中村民芸社内
TEL:083-927-0619
FAX:083-927-4619
■海外から産地訪問
大内塗~産地訪問記事
西の京都とうたわれた山口の昔を今に伝える大内塗は、渋い大内朱の地塗りの上に、黄緑色の彩漆(いろうるし)で秋の草を描き、雲の形を描き入れ、家紋(の大内菱)を金箔で貼り付けた独特の文様が特徴です。
木地、下地、塗り、加飾の4工程に大きく分けることが出来ます。木地にはクロガネモチ、ミズメ、ヒノキ、ケヤキ等の天然の木を使います。特に大内椀の加飾は、渋下地に弁柄漆(べんがらうるし)の花塗(はなぬり)を施した上に、金箔貼りと漆絵の技法が使われています。