技術・技法
1
「木地」の構造は、「ほぞ組み」による組立式であること。
2
なげしは、「弓形なげし」又は「わらび型なげし」とすること。
3
宮殿造りは、「桝組み」又は「肘木桝組み」によること。
4
塗装は、精製漆の手塗りとすること。
5
蒔絵及び金箔押しをすること。
工芸品名 | 三条仏壇 |
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よみがな | さんじょうぶつだん |
工芸品の分類 | 仏壇・仏具 |
主な製品 | 金仏壇、宗教用具 |
主要製造地域 | 新潟市、三条市、燕市 |
指定年月日 | 昭和55年10月16日 |
三条・燕・西蒲仏壇組合
〒959-1262
新潟県燕市水道町1-2-40
高三仏具店内
TEL:080-1195-9445
FAX:0256-62-3756
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/chiikishinko/1293144348052.html
■映像
手技TEWAZA「三条仏壇」
寺院宮殿の造りを手本として重んじた正統的な宮殿(くうでん)造り、格調高い本漆塗、金箔押し、優れた飾り金具には定評があります。
仏壇木地を製作し、彫刻を完成させた後、ほぞ組という組みの方法で組み立てた木地を解体して、堅地下地の加工を施し、各種の漆を塗り乾燥させます。乾燥した後に金粉、金箔を張り蒔絵を施して、各部分に金具を取り付け組み立てて完成させます。