技術・技法
1
「木地」の構造は、「ほぞ組み」による組立式であること。
2
なげしは、「うねりなげし」、「かぶとなげし」又は「通しなげし」とすること。
3
障子は、「腰付花子障子」、「通し腰付障子」、「花頭障子」又は「通し障子」とすること。
4
宮殿造りは、「肘木桝組み」によること。
5
塗装は、精製漆の手塗りとし、「木目出し塗り」にあっては、「ろいろ仕上げ」をすること。
6
蒔絵及び金箔押しをすること。
工芸品名 | 三河仏壇 |
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よみがな | みかわぶつだん |
工芸品の分類 | 仏壇・仏具 |
主な製品 | 仏壇、宗教用具 |
主要製造地域 | 岡崎市、豊橋市、半田市、安城市、西尾市、知立市、刈谷市、蒲郡市、碧南市、豊田市他 |
指定年月日 | 昭和51年12月15日 |
三河仏壇振興協同組合
〒444-0032
愛知県岡崎市門前町51
TEL:0564-24-7766
FAX:0564-24-7766
毎日のおつとめが便利なように、台が低く作られていることが特徴です。また、「うねり長押(なげし)」という仕様のため、華麗な宮殿(くうでん)が良く見えます。伝統的な技術・技法によって作られ、漆、彫刻、金具、蒔絵、金箔押し等豪華な仕上げが施されています。
三河仏壇は、一人一職一芸で、8人の専門職の製品が集まって完成されます。木地造り、宮殿造り、彫刻、漆塗、蒔絵、金箔押し、飾り金具作り、組立の順番で作り上げられます。