技術・技法
1
抄紙は、次の技術又は技法によること。
(1)
「流し漉き」によること。
(2)
簀は、竹製又はかや製のものを用いること。
(3)
「ねり」は、トロロアオイ又はノリウツギを用いること。
2
乾燥は、「板干し」又は「鉄板乾燥」によること。
工芸品名 | 大洲和紙 |
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よみがな | おおずわし |
工芸品の分類 | 和紙 |
主な製品 | 障子紙、たこ紙、書道用紙 |
主要製造地域 | 西予市、喜多郡内子町 |
指定年月日 | 昭和52年10月14日 |
大洲手すき和紙協同組合
〒795-0303
愛媛県喜多郡内子町平岡甲1240-1
TEL:0893-44-2002
FAX:0893-44-2162
和紙は洋紙と違い、一枚一枚手作りであるところから、その温かさ、人間味等が伝わってきます。障子紙、書道用紙の他、最近ではちぎり絵等に多く使用される等、新しい用途が考えられています。
和紙の原料としては、コウゾ、ミツマタ、ガンピ、麻またはワラ等を使い、材料となる植物を煮る「蒸煮」、煮たものを叩いて細かい繊維にする「叩解(こうかい)」、水に溶かした繊維を漉いて紙にする「抄紙(しょうし)」、「乾燥」等、今なお伝統的技法を受け継いでいます。特に紙漉きでは「流し漉き」の技法を使って昔ながらの技術を受け継いでいます。