技術・技法
1 使用する石材は「石きず」、「ひび」、又は「割れ目」のないものとすること。
2「縁立て」には、「彫りのみ」及び「小丸のみ」を用いること。
3「荒彫り」にあっては、「くりのみ」を用いる「くり彫り」をすること。
4「荒彫り」した後、手作業による「仕上げ彫り」をすること。
5「加飾彫り」をする場合には、「毛彫り」又は「浮き彫り」とすること。
6「仕上げみがき」には、「砥石」を用いること。
7 仕上げは、次のいずれかによること。
(1)「漆巻き」を必要とするものにあっては、「漆巻き」をした後、「つや出し仕上げ」又は「やき仕上げ」をすること。
(2)「漆巻き」を必要としないものにあっては、「墨引き仕上げ」をすること。