技術・技法
1
火のしかけ及び毛もみには、もみがらの灰を用いること。
2
「櫛上げ」をした後、「分板」及びはさみを用いる寸切りをすること。
3
混毛は、「練りまぜ」によること。
4
「おじめ」には、麻糸を使用すること。
工芸品名 | 豊橋筆 |
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よみがな | とよはしふで |
工芸品の分類 | 文具 |
主な製品 | 書道用筆、面相筆、日本画筆 |
主要製造地域 | 豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市他 |
指定年月日 | 昭和51年12月15日 |
豊橋筆振興協同組合
〒440-0838
愛知県豊橋市三ノ輪町5-13
TEL:0532-61-8255
FAX:0532-61-8255
豊橋筆は一般書道用筆が主体です。近年、値段の安い中国筆が進出しており、大きな打撃を受けています。しかし、日本人に向く高級品作りに全力を注いで、中国筆に負けないものを作っています。
筆作りの工程は約36工程です。大きく分けると、原料となる毛をより分け、毛もみをし、練り混ぜて毛を整えていきます。毛並みを揃えて芯を作りその外側に上毛(うわげ)として揃えた毛を巻き付け、軸を付け、軸に彫刻を施して完成します。豊橋筆の作り方の特徴は「水を用いて練り混ぜ」をすることです。長い歴史の中で培われた伝統的な技術・技法を受け継いだ、手作りによる優秀品ばかりです。