技術・技法
1 将棋駒の木地作りにあっては、玉切りした材を、大割り、小割り及び駒切りをすること。
2 書き駒にあっては、駒木地に筆を使用し、漆を用いて、将棋駒独特の書体により、直接書くこと。
3 彫り駒にあっては、字形から字母紙に陰影を写し取り、陰影を取った字母紙を切り取り、駒木地にのりで張り付け、印刀で彫り、目止めをしたあと、漆入れ、下地漆入れ、又は漆盛り上げにより仕上げること。
工芸品名 | 天童将棋駒 |
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よみがな | てんどうしょうぎこま |
工芸品の分類 | その他の工芸品 |
主な製品 | 将棋駒 |
主要製造地域 | 天童市、山形市、村山市 |
指定年月日 | 平成8年4月8日 |
山形県将棋駒協同組合
〒994-0013
山形県天童市老野森1-3-28
天童商工会議所内
TEL:0236-54-3511
FAX:0236-54-7481
■映像
手技TEWAZA 「天童将棋駒」
ホウノキ、ハクウンボク、イタヤカエデ、マユミ、ツゲ等の木地に天然の漆を用いて文字を書きますが、高級品は本ツゲに字を彫り、そこに漆を盛り上げて作られます。全国の将棋駒の生産量の95%以上を生産しています。
製造工程は、木地作り、駒彫り、駒書きと分業化されており、それぞれの職人の手作業の積み重ねによって作り出されます。