長崎べっ甲

長崎べっ甲は、江戸時代以降長崎県長崎市、諫早市を中心に生産されている工芸品です。厚みや色合いなどを手作業により丹念に調整し、緻密で精巧な技法が特徴であり、髪飾り等の小物だけでなく、宝船等の大物製品も製造されています。

  • 告示

    技術・技法

     


    生地の表面は、雁木、キサギ、トクサ等を用いて、平らにすること。

     


    生地は、鏝又は金ばんを用いて熱し、万力等を用いて圧することにより張り合わせること。

     


    置物の製造にあっては、ヒノキ等の木材を木型として用いて、木地を「コテづけ」により接着すること。

     

    原材料

     

    使用する素材は、タイマイの甲羅、爪甲及び腹甲とすること。

概要

工芸品名 長崎べっ甲
よみがな ながさきべっこう
工芸品の分類 その他の工芸品
主な製品
主要製造地域 長崎県 長崎市、諫早市、西海市、西彼杵郡長与町
指定年月日 平成29年1月26日

連絡先

■産地組合

長崎鼈甲組合連合会
〒850-0921
長崎県長崎市松が枝町4-33
TEL:09-5842-8410

totop