伝統工芸 青山スクエア

三線

三線は、沖縄県那覇市等において生産されている楽器です。琉球王国時代に中国よりその原型が持ち込まれ、宮廷楽器として発展。その後庶民へも広く普及していき、現在は世界遺産に登録された組踊や琉球歌劇、民謡、ポップスなど様々な音楽シーンにおいて欠かせない楽器となっています。

  • 告示

    技術・技法

     

    1
    「爪裏」は、「爪裏取り」をすること。

     

    2
    「棹の野」は、「トゥーイ取り」をすること。この場合において、棹の中央が二厘から五厘下がるように弓なりに削り出すこと。

     

    3
    「チーガ」の皮張りは、「クサビ張り」によること。

     

    原材料

     

    1
    棹の木地は、黒壇、イスノキ、モクマオウ又はこれらと同等の材質を有する用材とすること。

     

    2
    「チーガ」の木地は、イヌマキ、ソウシジュ、クワ又はこれらと同等の材質を有する用材とすること。

     

    3
    「チーガ」の皮は、蛇皮とすること。

概要

工芸品名 三線
よみがな さんしん
工芸品の分類 その他の工芸品
主な製品
主要製造地域 那覇市、宜野湾市、浦添市、糸満市、沖縄市、豊見城市、うるま市、南城市、中城郡読谷村、島尻郡南風原町、島尻郡久米島町、島尻郡八重瀬町、八重山郡竹富町
指定年月日 平成30年11月7日

連絡先

■産地組合

沖縄県三線製作事業協同組合
〒902-0067
沖縄県那覇市安里360-7
和光マンション1階
TEL:098-884-8288
FAX:098-884-8288

http://okinawa34.jp/

特徴

三線は棹、胴、糸巻きから成り立ち、棹の形状によって型がきまり、代表的な7つの型は、それを生み出した琉球王国時代の名工の名前が付けられています。
三線作りには繊細な職人技が求められ、原木選びから数十年かけて仕上げることも珍しくありません。

作り方

三線には7つの型があり、型に応じて各部位の寸法が異なります。棹の型を決め、材を裁断しヤスリがけを行い、棹の形が出来たら漆を塗り棹が完成します。胴は木枠に蛇皮を釘で固定して形成、皮を胴の表裏の2回に分けて張り作業を行います。棹、胴が完成したら、棹に糸巻きを取り付け、胴に差し込む「部当て」という作業は三線の音色に大きく影響するため丁寧に調整します。歌口・胴巻き・糸掛け・絃をつけ、駒を立てて完成です。

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