2018/9/25(火)

秋田の工芸品「角館の樺細工」新商品に活路 低落傾向に危機感

 秋田県を代表する工芸品「角館の樺細工」の関係者が、伝統の味わいを生かしたアクセサリーなどの新商品に活路を探っている。背景には売り上げが減り、材料となるヤマザクラの樹皮の入手も難しくなりつつあるという現状がある。低落傾向に歯止めをかけようと、秘められた魅力を引き出す努力を続ける。
 仙北市の樺細工製造「冨岡商店」は今月上旬、新ブランド「KAVERS(カヴァーズ)」を東京の展示会で発表した。
 第1弾は3000~8500円のブローチ。秋田市のデザイン会社と提携し、日本の伝統的な色や意匠を取り入れて仕上げた。樹皮を磨き上げて光沢を出した樺細工に、模様を彫ってカラフルに彩色した。
 若草や常盤緑といった色、市松や唐草などの模様を組み合わせた22パターンを用意。アクセサリーに加え、タイルやスマートフォンカバーの製品化も検討している。
 冨岡浩樹社長は「樺細工は茶色で地味な印象がどうしても強かった。今回の展示会では目を留めてもらえるデザインを提案できた」と胸を張る。

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