2018/11/15(木)

輪島の冬は水ようかん 菓子店で製造始まる

 輪島市鳳至町の創業83年の菓子店「御菓子司(おかしつかさ)杉平」で14日、市内で冬に好んで食べられる「水ようかん」作りが始まり、店内に甘い香りが立ち込めた。15日から店頭に並び、贈答品や土産として帰省客らが買い求める年末年始に製造のピークを迎える。
 2代目店主の杉平淳一さんが、13日から水に漬けておいた寒天を釜で炊いて溶かし、砂糖とあんこをかき混ぜて沸騰させた。冷ましてから輪島塗職人が作った漆塗りの木枠に流し込んだ。一晩寝かせて形を切りそろえる。
 水ようかん作りは来年3月の彼岸のころまで続く。杉平さんは「こたつで過ごす家族団らんの場に、毎年変わらない味を届けたい」と力を込めた。
 輪島で冬に水ようかんを食べる風習の由来は分かっていないが、杉平さんは「寒天となる海藻が豊富に採れ、小豆も栽培されて材料を手に入れやすく、余った分を冬のおやつにしたのではないか」とみている。

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