伝統工芸 青山スクエア

2018/11/26(月)

岩手の誇る『浄法寺塗』~国産で作られる『漆』はわずか2%

 11月13日は『うるしの日』です。これは1985年(昭和60年)に『日本漆工協会』が定めたものです。
 絹本著色虚空蔵菩薩像 東京国立博物館蔵 平安時代後期 国宝(虚空蔵菩薩ーWikipediaより)。平安時代に文徳天皇の皇子、惟喬親王(これたかしんのう)が京都の法輪寺にお参りされたときのことです。そこで、ご本尊の『虚空蔵菩薩』様から漆の作り方を教わって、身に付けた日が11月13日だったことから、この日を『うるしの日』にしたそうです。
 『ウルシの木』は1万2000年以上も前から存在しています。その『ウルシの木』から採った漆は、9000年前の縄文時代から既に使われていました。実際、当時の遺跡から漆を使った装飾品が発掘されています。
 現在、日本で使われている漆の98%は中国から輸入されたものです。ですから、国産の漆はわずか2%ということになります。このうち約7割が、岩手県二戸市浄法寺町で生産される『浄法寺漆』です。浄法寺町の漆は量が多いだけではなく、質がとても優れていて、その漆を使った『浄法寺塗』は、岩手を代表するブランドになっています。

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