2019/5/30(木)

日本伝統工芸染織展が岡山で開幕 ため息誘う人間国宝らの着物や帯

伝統的な染め物、織物の担い手が参集する全国公募展「第53回日本伝統工芸染織展」(日本工芸会、山陽新聞社など主催)の岡山会場が29日、岡山市北区表町、天満屋岡山店6階葦川会館で開幕した。四季折々、刻々と移ろう風景を捉えた計77点が、訪れた人たちのため息を誘っている。

受賞・入選者と、友禅、紬織、刺繍などの重要無形文化財保持者(人間国宝)らが出展。小さな魚を幾何学模様のようにあしらった表現が斬新な大村幸太郎さんの「友禅訪問着『魚群紋』」=文部科学大臣賞、白地に淡い紫と緑の模様がリズムよく響く磯緋佐子さんの「花紗織着物『山ノ藤』」=東京都教育委員会賞=など、創意あふれる着物や帯、組ひもが一堂に並ぶ。

会場では和装好きの女性らがしっとり潤う絹の光沢、羽のように透ける夏物の織り目などを時間をかけて鑑賞。岡山市北区の女性は、「大胆なデザインも、気が遠くなるほど繊細な技を積み重ねてできている。見れば見るほど引き込まれます」と感心していた。

6月2日まで。入場無料。

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