2019/8/8(木)

金沢市のデザイン会社が九谷焼絵柄の紙皿 古九谷など6種類を展開

金沢市のデザイン会社「ヨシタデザインプランニング」から「九谷焼紙皿 KUTANI PAPER PLATE」が発売され、反響を呼んでいる。

「九谷焼紙皿 KUTANI PAPER PLATE」は6種類の絵柄が入った直径18センチの紙皿で、価格は540円。「能美市九谷焼資料館」協力の下、同館に所蔵されている九谷焼作品のオープンデータ化に伴い、九谷焼関連の商品をいくつか試作した中の一つだったという。同館でプロトタイプを展示した際に好評だったことなどを踏まえ、今回の発売につながった。

絵柄として使ったのは、江戸前期の「古九谷 色絵花鳥図平鉢」、江戸後期の「小野窯 赤絵百老図平鉢」、「若杉窯 染付霊獣分平鉢」、江戸末期の「松山窯 色絵蕪に遊禽の図」、江戸末期から明治初期の作品とされる「九谷庄三 色絵朝顔仔猫図平鉢」、明治中期から後期の「松本佐平(左瓶) 色絵牛若弁慶図深鉢」。同社社長の葭田護さんは「どれも名品と呼ばれる作品。作られた時代ごとに、作風やトレンドがあり、九谷焼の歴史を感じられる。彩りのバリエーションも、作品を選ぶ理由になった」と話す。

同商品は6月に発売され、同社内やネットショップのほか、「能美市九谷焼資料館」、県内の九谷焼販売店や百貨店で販売している。土産のほか、イベントやパーティーなどで使われることもあり、口コミが広がって県内外から問い合わせが寄せられている。商品の裏面には九谷焼の歴史や作品の説明が日本語と英語で記載され、国外へのプレゼントとして購入する人もいたという。

葭田さんは「紙皿なので出来上がりに不安もあったが、九谷焼の色味や雰囲気が思いのほか表現できた。キャンプやホームパーティーなどカジュアルな場面でも、伝統工芸の良さや九谷焼の魅力を気軽に楽しんでいただければ。小さな美術館として作品を鑑賞するつもりで、九谷焼を生活に取り入れてもらえるとうれしい」と話す。

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