2019.07.12

若手匠展と近江上布展が始まりました!

青山スクエアでは、今日から企画展「若手匠展~夏~」と匠コーナー「夏の装い 近江上布」が始まりました。

若手匠展に出展中の宮城伝統こけしの作り手のファンが押し寄せ、

開店前には整理券を配るなどの状態になっているほどの大反響です。

 

 

 

こんな可愛いこけしたちが、開店前にはたくさんあったのですが、

現在は一部のこけしが残っているだけになっています。

 

ですが、明日の土曜日は作り手による実演もあるので、

まだまだ宮城伝統こけしから目が離せません。

 

若手匠展では、宮城伝統こけし以外にも、

様々な新進気鋭の若手の作り手による作品が並んでいます。

 

 

江戸硝子は、模様が今までありそうでなかった画風になっており、

可愛く綺麗なものが揃っています。

 

 

 

京鹿の子絞りも、若手らしい新しいデザインで挑戦しており、

どれを見ても可愛いとつい口に出してしまうほど。

 

 

 

赤津焼はいつも親子展で匠コーナーに出展して頂いていますが、

今回はいつもとは雰囲気の違う赤津焼を用意してくれていました。

 

 

 

シンプルだけど新しく見えるこちらは、鎌倉彫です。

鎌倉彫のイメージが変わるような新しい形の提案になっています。

 

 

 

甲州水晶貴石細工は、本格派と新しい形のランプなど、

これまでの形とそうではない形の二つのタイプを用意してくれています。

 

 

 

帯で有名な博多織。

こちらも新しい形での作品と定番のタイプの二パターンあります。

 

 

 

香川漆器は、女性らしさが前面に出ている可愛らしいものたちがずらりと並んでおり、

思わず手に取ってしまいそうになります。

 

 

 

山中漆器のこの作り手の特徴は、なんといっても木地の形。

作り手独特の形状が、多くのファンを生んでいます。

 

 

 

有松・鳴海絞は、若手だからこそ、色々な形に挑戦したいというのがわかるものを、

たくさん出展しています。

 

  

 

播州三木打刃物と越前打刃物です。

定番のタイプと、若手だからこその自由な発想で作られた刃物が魅力的です。

 

また、実演もしていました。

 

 

 

播州三木打刃物で作った刃で氷を切り、氷を削るという実演。

本当はかき氷にした状態で、

お客様に食べてもらおうと企画していたのですが、

残念ながら今日は肌寒い一日だったので実演だけという形になりました。

 

近江上布


次に、匠コーナーで行っている近江上布展。

 

 

夏の装いをイメージした着物と傘とうちわのセット。

 

これらはすべて近江上布で作られています。

全てを近江上布でそろえるのも良いですよね。

 

他にも、

 

 

スカーフやカバン、巾着なども置かれていました。

 

 

 

夏に使えそうなものがたくさんあり、

来られた方は、どれにしようかと悩んでいる姿も見られました。

 

確かに、種類がたくさんあると、迷う楽しみがあっていいですよね。

 

 

また今回は、こちらも持ってきてくれているので、

実演をしている姿を見たり、体験することもできます。

 

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企画展「若手匠展~夏~」は、7月25日まで、

匠コーナー「夏の装い 近江上布」は、7月18日まで行っていますので、

お近くまで来られた際には、ぜひお立ち寄りくださいませ。

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