宮城県の伝統的工芸品展と山中漆器のアクセサリー展が始まりました!
青山スクエアでは今日から「宮城の伝統的工芸品」と「山中漆器「Classic Ko 蒔絵・ラデン-つくる・よそおう-」展」が始まりました。
普段の青山スクエアとは、ちょっと違う雰囲気に店内が染まっています。
宮城の伝統工芸品展
宮城県の伝統工芸では、仙台箪笥、雄勝硯、宮城伝統こけし、堤人形の4工芸品が来ています。
仙台箪笥
どーんと構えた龍がカッコいいですよね。
ですが最近では、箪笥だけではなく小さなものにも姿を変えています。
時計、入れ物、写真立てなどの中型の大きさのものから、
キーホルダーぐらいの大きさのものまであり、
仙台箪笥の技法を後世に残すために試行錯誤をしています。
7/28(日)~7/30(火)には、仙台箪笥の製作体験もあるので、
ぜひ、本物の職人がいる日に体験をしてみてください。
続いて、雄勝硯
硯と言えば、やはり習字道具のひとつ。
ですが、硯も現代の人に合わせて形を変えてきているのを知っているでしょうか?
壺型になっている雄勝硯やお皿になっている雄勝硯もあります。
黒くて丈夫な素材ですので、
意外といろいろなものに形を変えることができます。
まだまだこれから、どんな姿に変わっていくのか楽しみです。
続いて、宮城伝統こけし。
今回は宮城伝統こけしの中でも、遠刈田こけし、鳴子こけしが来ています。
こけしも、若手の職人が作るようになり、
伝統的な雰囲気を残しつつ、新しい形へと変化してきています。
買われる人も、昔ながらのこけしが良いという人もいれば、
新しい形のこけしが可愛いと言う方もいて、
書い手の感性もそれぞれです。
7/26(金)、7/27(土)は、遠刈田こけしの実演と体験があり、
8/3(土)、8/4(日)に、鳴子こけしの実演と体験を行っています。
同じこけしでも、よーく見ると違っていたりするので、
その違いを見つけるのも楽しいかもしれません。
最後は堤人形です。
堤人形は伝統的工芸品ではありませんが、
宮城県の伝統工芸です。
堤人形はこういった人形の形と達磨があります。
堤人形は、後ろから見られても良いように、表面だけではなく裏面もしっかりと色が塗られています。
愛嬌のある表情が人気で、観る人の気持ちを和らげてくれます。
8/4(日)~8/8(木)では、作り手による実演を行っていますので、
素早く塗っていくその姿をぜひ、お楽しみください。
山中漆器
山中漆器でも、蒔絵を家業とする一家が「Classci Ko」というブランドを立ち上げ、
伝統的工芸品の新しい世界を切り開いています。
美しい蒔絵が施されたブローチやペンダント、タイピン、指輪、ピアスなどがずらりと並び、
青山スクエアがアクセサリーショップのような雰囲気になっています。
美しい蒔絵をしっかりと見てもらうために、
近くには虫眼鏡が置かれていました。
シンプルでデザイン性の高いものがたくさん並んでいる状態は、
人目を惹きます。
青山スクエアの入口付近で、
山中漆器展を行っているので、みなさん足を止めてくれます。
7/27(土)、7/28(日)の両日は、
実際に山中漆器の蒔絵の技術を使ってのアクセサリー作りができますので、
興味がある方はぜひ見てみてください。
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今日から始まった、「宮城の伝統的工芸品」は、8月8日まで、
「山中漆器「Classic Ko 蒔絵・ラデン-つくる・よそおう-」展」は、8月1日まで行っています。
ぜひ、青山スクエアにお越しください。
お待ちしております。