2019.10.02
『東京の粋は、進化する。』東京手仕事展、好評開催中です!
青山スクエアにて開催中の特別展「東京手仕事展」 より、
「伝統」と「今どき」のコラボレーション!と感じた展示作品を3点ご紹介します。
タブレット用スピーカーで、打楽器でもある「打宝音(だほーん)」
三味線の胴の部分がモチーフとなっており、三味線では皮を貼る上部に、
良い音を生み出す硬質な木材が使われています。
付属のマレットはもちろん、カホンのように素手で叩くのもいい音色とか!
こちらは切り取ったフレームに周囲の景色を借りて、
現代に北斎や写楽らを楽しむことができる「借景うちわ」
なんと、伝統的な手法で刷った本物の木版画が使われています。
高層ビルや高架を走る電車に被る北斎の波しぶき!
写楽の背景にスカイツリーやイルミネーション!
このうちわを手に街を歩いていたら、わくわくしそうです。
外国の方へのお土産にしても喜ばれそうですね。
実際に絹織物の江戸小紋・江戸更紗などを染めた型紙を使って
レザーを染めた「江戸小紋レザーシリーズ」
カードケースやタブレットケースなど現代だからこその小物たちに
あしらう古典柄は、伝統のデザインが決して古びたものではなく、
現代に通じるモダンさを持っていることがよくわかります。
着物の型染めとは柄が逆に出るのも新鮮ですね。
特別展「東京手仕事展」 は青山スクエアにて明日18時までとなります。
ぜひ青山スクエアにて、実物をご覧くださいね!