2014年4月16日 青山スクエアにて制作実演中の柴田 昌正さんを訪ねました。
匠コーナーでは柴田 昌正さんによる 『大館曲げわっぱ』の制作実演が行われていました。
今日は柴田さんの制作実演を直撃です!
匠コーナーには桜皮などの素材や、各工程のサンプルが並べてありました。
黙々と作業が進められています。
なんだか話しかけ辛いなー・・・と思いつつ、
恐る恐る近づきます(笑)
桜皮を通す穴は、あらかじめまとめて開けてあるのではなく、通しては開け、通しては開け…
と、繰り返していくそうで、根気のいる作業です。
新学期ということで、今回の展示作品のイチオシはお弁当箱だそうです。
このタイプは細身なので、ビジネスバッグの底にぴったり収まります。
持ち運びしやすいサイズで、スタッフのひとりもこの春購入し、毎日使っています
この『つくし弁当』
実は柴田さんのお嬢さんの名前が『つくし』ちゃんだそうで、彼女がまだ小さな頃、彼女のために作ったお弁当箱なんだそうです。(現在は中学生)このお弁当箱にはからくりがあって。。。
1段目と2段目を分けて、2段目の蓋を取って。。。。
2段目を逆さまにして1段目に被せると、つくしちゃんが小さいころ使っていた小さなお弁当箱に変身します!沢山食べたい時は2段で、少しだけ食べたい日は1段で。食べ終わったらコンパクトに収納出来るのもスグレモノです。
家族愛から生まれた素敵なアイディアとともに。
つくしちゃんのお弁当箱の話をされた時の、柴田さんのちょっとはにかんだ微笑みに家族愛を感じ、
なんだかほっこりしてしまいました
柴田さん、お忙しい中 お話ありがとうございました。