2019年度 全国伝統的工芸品公募展
日本伝統工芸士会会長賞
作品名アストロリン
高岡銅器/富山県
作者名株式会社山口久乗
講評
現代的な洗練されたデザインに加え、音色を追求した工夫、また手頃な価格と、伝統産業を未来へつなげる意欲を大いに感じる作品だとして評価され、選定された。
プロフィール
1907年 | 創業。以来、明治・大正・昭和は仏具の卸問屋。 |
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1995年 | 阪神淡路大震災を機にファブレスメーカーとしての方向に進み、現代都市型仏具を発表。それが現在の仏具のスタンダードになっている。 |
2000年 | おりんの新作発表(高台りん)。おりんに音階を付けて楽器にした久乗編鐘が生まれる。 |
2010年 | 仏具以外に使えるおりんのシリーズを展開(優凜シリーズ・虹シリーズ・星シリーズ) |
素直に嬉しいです。誠に有難うございます。
おりんの音色は不思議です。祈りのための至上の音でありながら、どことなくあたたかく、何かにまもられているような感覚を与えてくれます。
仏具以外でもごく日常でお使いになり、その響きで日々を心豊かに感じていただければ幸いです。