技術・技法
1 原木の木目及び「白太」又は「赤太」部分の色を製品の表面に生かすように、紙型、のこぎり、つきのみ等を用いて「木取り」及び「粗彫り」をすること。
2 仕上げは、製品の外形が鋭利又は簡潔になるように、のみ等を用いて彫ること。
3 彩色をしないこと。
工芸品名 | 一位一刀彫 |
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よみがな | いちいいっとうぼり |
工芸品の分類 | 木工品・竹工品 |
主な製品 | 茶道具、置物、面 |
主要製造地域 | 高山市、飛騨市、下呂市 |
指定年月日 | 昭和50年5月10日 |
飛騨一位一刀彫協同組合
〒506-0011
岐阜県高山市本町1-10
津田彫刻内
TEL:0577-35-0321
FAX:0577-35-0321
色を付けずに木の特性を十分に活かした彫刻は、小動物や仏像等、細かな表情を巧みなノミさばきで作り出しています。一本の木から生み出される置物には迫力があります。
イチイを乾燥させ、イチイの木目の流れ、木の外側近くから採れる白太、木の中心部分からとれる赤太の色合いの違いが製品の形態とマッチするように工夫し、木を必要な大きさに切り取ります。彫りはノコギリ、ツキノミ等を用い手彫りによって行い、仕上げは表面にノミの彫り跡をそのまま残し、色は塗りません。