技術・技法
1「木地」の構造は、「ほぞ組み」による組立式であること。
2 宮殿造りは、「桝組み」によること。
3 塗装は、精製漆の手塗りとし、「木目出し塗」にあっては、「ろいろ仕上げ」をすること。
4「艶消押し」による金箔押しをすること。
工芸品名 | 彦根仏壇 |
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よみがな | ひこねぶつだん |
工芸品の分類 | 仏壇・仏具 |
主な製品 | 仏壇 |
主要製造地域 | 彦根市、米原市 |
指定年月日 | 昭和50年5月10日 |
彦根仏壇事業協同組合
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FAX:0749-26-0559
■海外から産地訪問
彦根仏壇~産地訪問記事
彦根仏壇は豪華で荘厳な雰囲気を持つ大型仏壇ですが、小型の仏壇であっても決して窮屈な感じを与えないのが特徴です。また、日常の使用に便利なように細かく工夫が施され、必要な道具、付属品の収納を考え、文書箱や台が一体となっています。
彦根仏壇には7つの工程があります。 1.木地--ヒノキまたはスギの木の材料で胴組、天井、柱の白木地を製作。 2.宮殿(くうでん)---仏壇内部に付ける屋根回りを製作。 3.彫り---欄間等の装飾部を製作。 4.塗り----木地に砥の粉(とのこ)で下地加工したあと天然精製漆で中塗り、上塗りを行い、その都度研ぎと乾燥を繰り返し、最後に呂色磨き(ろいろみがき)で仕上げる。 5.箔押し----内部に金箔を貼る。 6.金具----真鍮または銅板に彫金し、金メッキを施す。 7.蒔絵----より豪華さを増すために金粉、銀粉、貝柄等を使用。