技術・技法
1
下絵は、青花等を用いて描くこと。
2
防染をする場合には、糸目のり、「白付けのり」、「堰出しのり」、伏せのり又はろう描きによること。
3
「挿し」及び描き染めには、筆又は、はけを用いること。
4
紋章上絵をする場合には、手描き又は紋章彫刻をした型紙を用いる刷り込みによること。
5
刺しゅうをする場合には、手刺しゅうによること。
工芸品名 | 東京手描友禅 |
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よみがな | とうきょうてがきゆうぜん |
工芸品の分類 | 染色品 |
主な製品 | 着物地、羽織、帯 |
主要製造地域 | 特別区全域他 |
指定年月日 | 昭和55年3月3日 |
東京都工芸染色協同組合
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TEL:03-3953-8843
FAX:03-3953-8898
■海外から産地訪問
東京手描友禅~産地訪問記事
江戸は当時から現代まで、大消費地として洗練されたファッションが求められてきました。東京手描友禅は、そうした土地柄を背景に色数をおさえた粋なデザインを特色とし、地味な感じの中にも明るい色調と新しさのあるデザインを特徴としています。
東京手描友禅には、大別して糸目友禅、蝋纈染(ろうけちぞめ)、無線描(むせんがき)の3通りの技法があります。いずれも防染技法による染色です。現在は、染上がりに、白い糸のような線が鮮やかに浮き上がる糸目友禅が主流です。