技術・技法
1
図柄は、小紋調とすること。
2
型紙は、柿渋を用いて手漉和紙をはり合わせた地紙又はこれと同等の地紙に彫刻したものとすること。
3
型付けは、手作業により柄合わせすること。
4
地染めは、引き染め又は「しごき」によること。
5
なせんのりは、米粉に米ぬか及び食塩等を混ぜ合わせたものとすること。
工芸品名 | 京小紋 |
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よみがな | きょうこもん |
工芸品の分類 | 染色品 |
主な製品 | 着物地、コート、羽織 |
主要製造地域 | 京都市、宇治市、亀岡市、城陽市、向日市他 |
指定年月日 | 昭和51年6月2日 |
京友禅協同組合連合会
〒604-8217
京都府京都市中京区西六角町97
TEL:075-221-1713
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小紋は、武士の裃(かみしも)にあるような小さな文様を、一色で型染したものです。現代では、昔ながらの文字通り小さな文様で型染された小紋はもちろん、洋花等を思いきり大胆に図案化したものまで色々なものがあります。
精錬した白生地を、下湯のし後、とろ糊を一面に塗った友禅板に貼り付け、型紙の上から駒ベラで防染糊または色糊を付け、生地に模様を写します。そこにさらに地色を染めるための、地染または引染めを行い、蒸して、水洗いします。