技術・技法
1
「木地」の構造は、「ほぞ組み」による組立式であること。
2
宮殿造りは、「肘木桝組み」によること。
3
塗装は、精製漆の手塗りをすること。
4
蒔絵及び「艶消押し」による金箔押しをすること。
工芸品名 | 山形仏壇 |
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よみがな | やまがたぶつだん |
工芸品の分類 | 仏壇・仏具 |
主な製品 | 仏壇 |
主要製造地域 | 山形市、天童市、尾花沢市、酒田市 |
指定年月日 | 昭和55年3月3日 |
山形県仏壇商工業協同組合
〒990-2431
山形県山形市松見町8-11
TEL:023-632-1516
FAX:023-632-1517
木地前面にケヤキ、セン等の木の木目板を張り、「木目を出した塗り」を施し、温もりを出しています。肘木桝組みによる「宮殿(くうでん)」は心を打つ美しさです。黒色をつけて唐草模様に沈金を施した「金具」は落ち着きの中にも豪華さがあります。巻竜、天人等の彫刻は豪華絢爛です。
山形仏壇は7つの工程に分かれており、最初に木地、宮殿を作り、その寸法に合わせて彫刻、金具を作ります。仮組みした後、漆を塗り、蒔絵、金箔押しをして金具を取り付けて仕上げます。