技術・技法
1
もみがらの灰を用いて火のしかけ及び毛もみをすること。
2
「平目」をした後、「分板」を用いる寸切りをすること。
3
混毛は、「練りまぜ」によること。
4
「おじめ」には、麻糸を使用すること。
工芸品名 | 奈良筆 |
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よみがな | ならふで |
工芸品の分類 | 文具 |
主な製品 | 書道用筆 |
主要製造地域 | 奈良市、大和郡山市 |
指定年月日 | 昭和52年10月14日 |
ヒツジ、ウマ、シカ、タヌキ、イタチ、テン、ウサギ、リス等、十数種類の動物の毛が筆の原材料として使用されます。弾力、強弱、長短等千差万別な毛質を巧みに組み合わせて作ります。
筆に応じて、原料となる毛をより分け、灰でもみ、毛を寄せます。水に浸し、形を作り、混ぜ合わせ、芯を作り、上毛(うわげ)を巻きます。乾いたら麻糸で根元を焼き締めて穂首の出来上がりです。軸に入れ、接着剤を付け、銘を刻んで完成です。