技術・技法
1
毛もみの作業には、もみがらの灰を用いること。
2
寸切りは、寸木及びはさみを用いること。
3
混毛は「練り混ぜ」(ぼんまぜのあと練り混ぜを行うものも含む。)によること。
4
糸締めは、麻糸を使用すること。
工芸品名 | 川尻筆 |
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よみがな | かわじりふで |
工芸品の分類 | 文具 |
主な製品 | 書道用筆 |
主要製造地域 | 呉市 |
指定年月日 | 平成16年8月31日 |
川尻毛筆事業協同組合
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「練り混ぜ(ねりまぜ)」という毛混ぜの技法が一般的です。この技法は大量生産には向きませんが、反面、高度な技術を必要としていることから、出来上がった製品は高い品質の筆となります。
穂首製作工程、軸製作工程、完成工程の3つの工程に分けられますが、いずれの工程も古くからの技法によって1本1本手作業で進められ、それぞれ複雑な工夫と気配りを経て丹念に仕上げられます。 原材料は主に、穂首に獣毛、軸には竹や木を使用していますが、獣毛は川尻筆が製造され始めた頃から現在まで用いられ続けています。