技術・技法
1
木地は、「指物木地」又は「くりもの木地」を用いて成形加工すること。
2
金具は、「彫り込み」されていること。
3
仕上げは、次によること。
(1)
加飾をする場合には、「蒔絵」又は「金箔押し」によること。
(2)
取付金具を使用する場合には、「彫り込み」又はこれに準ずる加工による金具を用いること。
工芸品名 | 駿河雛具 |
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よみがな | するがひなぐ |
工芸品の分類 | 人形・こけし |
主な製品 | ひなまつり・端午の節句飾り、ミニュチュア製品 |
主要製造地域 | 静岡市、焼津市、掛川市 |
指定年月日 | 平成6年4月4日 |
静岡雛具人形協同組合
〒422-8051
静岡県静岡市駿河区中野新田723
TEL:054-281-8432
FAX:054-284-5806
唐草・花鳥山水等華麗な蒔絵が、ひなまつりの飾り物としての駿河雛具を際立たせています。指物、挽物等の木地も細部にわたって緻密に作られています。例えば掌に乗る針箱一つをとっても、引き出しまできっちり箱状に作られているのが特徴です。
各工程ごとに分業化された熟練した職人の手で作られ、メーカーがそれら工程をまとめ仕上げをして製品化されます。作業の流れは指物・刳物(くりもの)等の木地作り、塗り、蒔絵、金具付け、仕上げになります。