長崎べっ甲は、江戸時代以降長崎県長崎市、諫早市を中心に生産されている工芸品です。厚みや色合いなどを手作業により丹念に調整し、緻密で精巧な技法が特徴であり、髪飾り等の小物だけでなく、宝船等の大物製品も製造されています。
1 生地の表面は、雁木、キサギ、トクサ等を用いて、平らにすること。
2 生地は、鏝又は金ばんを用いて熱し、万力等を用いて圧することにより張り合わせること。
3 置物の製造にあっては、ヒノキ等の木材を木型として用いて、木地を「コテづけ」により接着すること。
使用する素材は、タイマイの甲羅、爪甲及び腹甲とすること。
長崎鼈甲組合連合会 〒850-0921 長崎県長崎市松が枝町4-33 TEL:09-5842-8410
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