技術・技法
1
横ロクロ及びぜんまい鉋を用いる荒挽き及び荒仕上げ削りをすること。この場合において、自然乾燥及び強制乾燥をすること。
2
横ロクロ、からかさ鉋及びうす刃を用いる仕上げ削りをすること。
3
手作業による仕上げ磨きをすること。
工芸品名 | 庄川挽物木地 |
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よみがな | しょうがわひきものきじ |
工芸品の分類 | 工芸材料・工芸用具 |
主な製品 | 茶盆、茶托(ちゃたく)、菓子器、椀、茶櫃(ちゃびつ)、茶筒、銘々皿、盛鉢 |
主要製造地域 | 高岡市、砺波市、南砺市 |
指定年月日 | 昭和53年7月14日 |
庄川木工挽物会
〒932-0315
富山県砺波市庄川町示野116
TEL: 0763-82-1155
FAX: 0763-82-5341
天然の木の魅力はそれぞれ持ち味が違うことにあります。年輪が様々な形で現われ、その表情は変化に富み、独特の深い色調は木目を引き立てます。木の温かみを大切にした製品作りを目指し技術を磨いています。
原木を製材した後、板積みにして、6ヶ月から1年ほど自然乾燥させます。荒挽き作業を行い、乾燥室で材木の水分が8%になるまで火力乾燥します。これを乾燥戻しして、ろくろで仕上げます。