技術・技法
1
「法造り」には、「紙裁ち包丁」を用いること。
2
「紙つけ」には、柿渋を用いること。
3
「枯し」は、「自然枯し」又は「室枯し」によること。
4
型彫りは、「錐彫り」、「道具彫り」、「突彫り」、「引彫り」又は「縞彫り」によること。
5
「糸入れ」を行う場合は、生糸を用いること。
工芸品名 | 伊勢形紙 |
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よみがな | いせかたがみ |
工芸品の分類 | 工芸材料・工芸用具 |
主な製品 | 染色用具、美術工芸品、インテリア |
主要製造地域 | 鈴鹿市 |
指定年月日 | 昭和58年4月27日 |
伊勢形紙協同組合
〒510-0254
三重県鈴鹿市寺家3-10-1
鈴鹿市伝統産業会館内
TEL:059-386-0026
FAX:059-386-7511
■映像
手技TEWAZA「伊勢形紙」
■海外から産地訪問
伊勢形紙~産地訪問記事
伊勢形紙は友禅、浴衣、小紋等の柄や文様を、着物の生地に染めるために用いる伝統的工芸用具です。
伊勢形紙には4つの彫刻技法があります。 ●引き彫り:内縞彫り定規と彫刻刀を手前に引き、均等の縞柄を彫ります。 ●突彫り:5~8枚の型地紙を穴板と呼ばれる台に置いて小刀を垂直に突くようにして彫り進みます。 ●道具彫り:刃そのものが花、扇、菱等の形に作られた彫刻刀を使って彫り抜きます。 ●錐(きり)彫り:小紋を彫る技法で「鮫小紋」、「行儀通し」、「あられ」といった文様を、刃先が半円形の彫刻刀で彫っていきます。