輪島塗の深化~堅牢なる漆器
輪島塗は石川県の伝統的工芸品の一つです。
諸説ありますが、室町時代に作られたと言われる「朱塗扉(しゅぬりとびら)」が、輪島塗の中でも一番古いものだと言われています。
※朱塗扉は輪島市河井町にある重蔵神社の旧本殿に使われています。
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輪島塗のお碗
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塗り方は違いますが、これも輪島塗のカップ
輪島塗の歴史は古いですが、
その技術を継承し続けているだけではなく、
常に進化し続けています。
時には進化ではなく深化し、
「漆器とは」ということを深く追求することもありました。
そんな中で、「輪島地の粉」を発見しました。
粉とは珪藻土の一種を焼いて粉末にしたもののことを指しています。
輪島地の粉を漆の中に混ぜて塗るのは、
他の漆器の産地では行っておらず、
輪島塗が堅牢な漆器と言われるゆえんです。
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輪島塗のお盆
江戸時代に入ると、今度は沈金の技術も確立され、
文化文政の頃には蒔絵も施されるようになり、
輪島塗はさらに華やかな漆器になっていきました。
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蒔絵の綺麗な花器
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山を仰ぐ雪国の鶴たちの蒔絵
食器や花器を多く取り扱っていますが、
最近は文具なども取り扱うようになりました。
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輪島塗のボールペン。蒔絵も施されています
店頭だけではなく、
オンラインショップでも文具は取り扱っています。
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万年筆 黒 龍蒔絵
文具以外では、花器があります。
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花器 鶴首 「蘭蒔絵」
オンラインショップでの輪島塗の一覧が見たい場合は、
こちらから⇒輪島塗
青山スクエア内にも輪島塗のコーナーがありますので、
実物を見たい方はぜひお越しください。
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今日は12月28日。
青山スクエアも本年最後の営業日となりました。
年末年始のお休みは2018年1月3日までで、
4日(木)より営業を開始します。
今年もお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。