技術・技法
1
「木地」の構造は、「ほぞ組み」による組立式であること。
2
「木地」の鏡板は、二重とし、台は、引き壇縁を備えたものとすること。
3
中立造りは、「桝組み」によること。
4
塗装は、精製漆の手塗りとすること。
5
蒔絵及び金箔押しをすること。
工芸品名 | 七尾仏壇 |
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よみがな | ななおぶつだん |
工芸品の分類 | 仏壇・仏具 |
主な製品 | 仏壇、みこし、宗教用具 |
主要製造地域 | 七尾市、鹿島郡中能登町 |
指定年月日 | 昭和53年7月22日 |
七尾仏壇協同組合
〒926-8642
石川県七尾市三島町70-1
七尾商工会議所内
TEL:0767-54-8888
FAX:0767-54-8811
七尾仏壇は、長い歴史をもつ七尾の文化を表している芸術品です。現代では数少ない完全な職人による温かみのある手作り仏壇で、堅牢で荘厳華麗な作りです。
材料には、狂いが少なく長持ちする能登アテ、能登ヒバの木が使われます。製品は状態の悪い道での運搬に耐えられるように、堅牢に仕上げてあります。本体はすべてほぞ組で、塗り加工は「錆(さび)仕立」で上質な漆を使用し、金具はすべて手打ちで仕上げてあります。