技術・技法
1
欠込みは、たがね及び小槌を用いて荒欠き及び小欠きをすること。
2
彫りは、次のいずれかによるものとし、製品の底部は、「平面摺り」をすること。
(1)
器にあっては、鉄ごまを用いる「深肉彫り」及び「平押し彫り」によること。
(2)
器以外のものにあっては、鉄ごまを用いる「深肉彫り」、「浮き出し彫り」、「透かし彫り」、「線彫り」及び「平押し彫り」のうち少なくとも二つの組み合わせによること。
3
みがきは、桐ごま、桐棒等を用いて砂目跡を残さずみがき上げること。
工芸品名 | 甲州水晶貴石細工 |
---|---|
よみがな | こうしゅうすいしょうきせきざいく |
工芸品の分類 | 貴石細工 |
主な製品 | 置物、装身具 |
主要製造地域 | 甲府市、甲州市、甲斐市、西八代郡市川三郷町 |
指定年月日 | 昭和51年6月2日 |
山梨県水晶美術彫刻協同組合
〒406-0032
山梨県笛吹市石和町四日市場1566 帝京大学 やまなし伝統工芸館内
TEL:055-263-6951
FAX:055-263-7235
天然宝石の特徴を活かした作品が多く、同一作品は他にありません。
工程は原石の形作りと研磨の2つに大きく分けることができます。鉄ゴマを回しながら「透かし彫り」「浮出し彫り」「深肉彫り」「線彫り」「平押し彫り」の5つの技法を使い分けて彫刻していきます。