駿河竹千筋細工 斉藤祐貴/駿河塗下駄 佐野成三郎/駿河張下駄 丸山宗孝
駿河竹千筋細工の斉藤祐貴さんは、
子供の頃に竹細工にはまり現在に至るそうで、
駿河の竹細工についてお話をしていただきました。
駿河塗下駄の佐野成三郎さんは、この道60年の大ベテラン。
「若い世代にも下駄を履いてもらいたい」
という気持ちを込めて作っているそうです。
駿河張下駄の丸山宗孝さんも、この道60年の大ベテラン。
張下駄は紙を貼って作っているものなので、
ぜひとも素足で履いてほしいとおっしゃっておりました。
7/10(金)~7/12(日)
・駿河塗下駄の制作(塗工程) 佐野成三郎
初日の制作実演の様子
卵の殻を漆を塗った下駄の上に張り付けています。
白い卵の殻、赤い卵の殻、青白い卵の殻の三種類と貝を張ってデザインを仕上げていく様は必見です。
7/13(月)~7/15(水)
・駿河指物 折辺銘々皿の制作 大間晁
制作実演の様子
わずかな厚さの差も分かる指で丁寧に作業を進めていました。
7/16(木)~7/19(日)
・駿河竹千筋細工の制作(竹ひご作り、虫篭、虫作り)久保田正嘉
制作実演の様子
竹細工に使われる竹は外側の緑が竹の内側と同じ色になるまで煮込み、
その後20日~30日間天日干しにしてから使います。
すると竹の水分がなくなり、カビの生えにくい竹細工が作れるそうです。
7/20(月)~7/22(水)
・駿河塗下駄の制作(研ぎ出し) 成滝嘉宥
制作実演の様子
今回は研ぎ出しの実演ということで、
下駄を一足ずつ丁寧に研いでいらっしゃいました。