テーマ　「未来に続く日本のよいもの」

平成23年3月11日、太平洋三陸沖に発生した東日本大震災は、伝統的工芸品の産地にも大きな被害をもたらしました。私たち日本人は、世界の人々のご支援をいただき、再生への新たな一歩を踏み出しています。
未来にむけて、自然との調和に基づいた伝統的工芸品に日本のこころを託して、世界に発信しようとしています。自然の循環を大切にすることが求められている今こそ、伝統工芸の作り手の技に期待が寄せられています。
本年4月、新たな伝統的工芸品の展示場「伝統工芸　青山スクエア」が東京・青山の地に誕生しました。今回の公募展では、日本の細やかな「伝統の手の技」が創り出す、未来に続く「よいもの」を公募し、青山から世界へ発信します。